横鹿は人のブログは基本的に読みません。
(いくつかはある)
ので、プロフィールとか必要無いかなと思ってたのですが、余りにバックグラウンドが不明だと読み手も(いないかもだけど)困るかな…とふと感じ、書き足しました。
所で、横鹿はまぁ職業が硬い方なのでタトゥーは入れてません。
最近は遊びで入れる方も多いですよね。
欧米人はピアスの感覚で入れますので、日本人のそれとは全然異なります。
でも、知ってました?
タトゥー(入墨)入れると『MRI』が受けられないんです。
『MRI』は、いざ手術をする時とか、精密検査等で使用する人間(動物や死体にも可)を輪切りの映像にする大型の医療用機器です。
横鹿は結構、手術(命に関わらないレベル)とかで数回入院してますので、5回以上は色んなタイプの『MRI』を受けてます。
そこで必ず聞かれるのが
「タトゥーもしくは入れ墨はしてませんか?」
なのです。
何回目かで
…でもなんでなのかな…
と思い、聞きやすそうな医療技師さん(放射線技師さんかも?)に
『タトゥーあって受けたらどうなるんですかねぇ…』
笑いながら
『そりゃあ、そこが大火傷だよ~』
『MRI』は強力な磁気を生み出す事で体の内部を映像化します。
なんでも、入れ墨の色素に磁気が含まれているため、反応してしまうらしいのです。
『じゃあじゃあ、その場合はどうするんですか?』
と前のめりに横鹿は質問を続けました。
「その場合はCTで代用するかな~でも無い所もあるからね~」
との答え…。
『いやいや、わざわざ検査の選択肢を狭める事は無いな…』
と横鹿は思いましたよ~。
皆さん、頭に入れておきましょう!
日本は欧米と異なり一人当たりのMRIを受ける機会が多いのです(皆、保険に入ってるし…基本ね)。
とは言っても近くで見たことは無いのですが、背中全面に美しく彫ってあったりするのって官能的ですよね(和彫りとか)。
●公衆でさらさない
●家族の迷惑も全て受け入れる
●どんな色眼鏡で見られても受け入れる
●どんな不当な待遇も受け入れる
●誰よりも礼儀正しく振る舞う
等、覚悟して実行する男気(漢ってやつ?)ある方ならまぁ、アリだと思います…。
ただ~し!薬だけは駄目!
薬は、人間(動物も含め)を幸せにするために使われなければなりません!
周りの人も不幸にしてはいけないのです。
横鹿はそう思います…。
なんでこの世界の話?と言いますと…。
横鹿はこの件で投薬に失敗(いや、笑いだな)した事があるんです…。
異動後、間もない薬局ででした。
薬局には色んな方がいらっしゃいます。
ある日何故か同僚が、私に〈行ってみてよ〉視線。
見た感じ普通のしっかりしたおじ様。
処方内容もまぁ定番な内容。
〈心疾患でオペ後きちんと薬も継続・病状も安定〉
薬歴(やくれき➡カルテの様な物)上、特に問題無さげ。
横 『今日は~』
患 「今日は~宜しく」
(挨拶も返してくれるし笑顔…。病識もあるし、素敵なおじ様じゃない…)
そう思いました。
病識➡自分の病気に関する正しい知識
一通りやり取りが終わり、会計が済んだ時、右手(?左かも)の小指に包帯が巻かれてました。
この方は、抗凝血剤(血をさらさらにするやつね)を飲んでいたので心配し、
横 『お怪我なさったんですか?出血は大丈夫でしたか?』
とお声がけしました。
患 「有り難う!大丈夫だよ」
と笑ってくれました。
そのおじ様の後、ちょうど患者さんがきれて、お昼だったので他には誰もいません。
薬を入れていたカゴと薬歴を持って調剤室に戻るな否や
大爆笑!
横 『どうかしました?』
同僚A 「さっすが横鹿!」
同僚B 「うける~」
……事情を聞けば、地元では有名な任侠の方で…。➡引退はしてるらしいです
誰も確かめてはいませんが、ずっと小指には真新しい包帯が巻かれてる様なんです。
……まぁ、事情も知らない横鹿が他の人が突っ込まない事に突っ込んだわけです…。
『だって知らなかったし!心配じゃんさ~』
そう横鹿が言い返しても誰も取り合ってはくれません。
おじ様に不快感は持たれてはいないと思われますが…。
(そういえば最後の笑顔がぎこちなかった気がしなくもない……)
『投薬って難しい…。正解が無いのかも…』
と思うのと同時に
(任侠の方との仮定の上で)
『そういう世界の方もちゃんと健康管理して、きちんとお薬飲むんだ~』
と妙な所で感心してしまった横鹿でした。
今回はこの辺で、失礼致します。
横鹿
