乳幼児期は、体の発達とともに免疫力も未熟なため、さまざまな感染症にかかりやすい時期です。
保育士は、子どもたちの健康と安全を守るプロフェッショナルとして、感染症の知識や予防の実践力が求められます。
この記事では、保育現場で特に注意が必要な感染症の種類と、それに対する保育士の対応について詳しくご紹介します。
なぜ乳幼児は感染症にかかりやすいの?
乳幼児は、免疫機能が未発達で、ウイルスや細菌に対する抵抗力がまだ弱い状態です。
そのため、大人にとっては軽い風邪で済むような病気でも、乳幼児にとっては重症化するリスクがあるのです。
保育園やこども園では集団生活をしているため、感染症が一人の子どもから他の子どもへと広がる可能性も高く、日々の予防や早期対応が重要です。
保育現場で注意すべき感染症とその対応
1. インフルエンザ
症状: 高熱、咳、鼻水、全身のだるさなど
対応:
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発熱や咳のある子どもは速やかに保護者へ連絡し、登園を控えてもらう
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室内の換気と湿度管理を徹底する
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保育士自身も予防接種を受けるなど、感染予防に努める
2. ノロウイルス・ロタウイルス
症状: 嘔吐、下痢、発熱、腹痛など
対応:
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嘔吐物や排泄物は速やかに適切な方法で処理・消毒
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手洗いの徹底、食器類や玩具の消毒も重要
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感染拡大を防ぐため、感染が疑われる場合は登園を控える
3. 手足口病
症状: 手や足、口内に水疱状の発疹、発熱、食欲不振など
対応:
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おもちゃやタオルなどの共用物は清潔に保つ
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子どもの様子を日々観察し、異変があれば保護者と連携して対応
4. RSウイルス感染症
症状: 咳、鼻水、発熱、呼吸困難など(特に乳児は重症化しやすい)
対応:
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基本的な手洗い・うがい、換気を徹底
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感染が確認された場合は登園を見合わせ、医療機関での受診を促す
5. 麻しん(はしか)
症状: 高熱、咳、発疹など。感染力が非常に強い
対応:
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予防接種(MRワクチン)の履歴確認と推奨
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罹患した場合は、十分な療養期間を確保し、医師の指示に従って登園再開
保育士に求められる感染症対応力とは?
保育士は、子どもたちの成長を支えるだけでなく、健康と安全を守る役割も担っています。
そのために必要なのが、
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感染症の知識を持つこと
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正しい予防方法を実践できること
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保護者と連携して適切に対応できること
といった“現場力”です。
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保育士を目指すうえで、こうした感染症への理解や対応力は、在学中からしっかり身につけておきたいスキルです。
横浜高等教育専門学校(ヨコセン)では、実践的な保育の学びを通じて、感染症の予防・対応力も自然と身につくカリキュラムが整っています。
たとえば…
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保育実習前には衛生管理や応急処置について丁寧な指導
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小児保健の授業で、感染症の種類や予防法を具体的に学べる
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保育現場を想定した実技指導で“実践力”を高める
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最後に…
感染症の予防と対応は、保育現場における大切なスキルです。
正しい知識と冷静な判断力を持つ保育士こそ、子どもたちと保護者に信頼される存在になります。
ヨコセンでは、そうした“未来の保育士・先生”を全力で応援しています。
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