今日から8月です。
朝、少し涼しい風を感じましたが、昼になるとやはり暑いです
最近あった、夏の小さな感動話をひとつ。
先日、主人が仕事帰りに公園で足元で蠢く物を見かけました
それは、複数の蟻の群れに追いかけられている、サナギのような幼虫。
救い出し、木に置いてあげると、そのまま歩いて木の上に登って行ったそうです。
何の幼虫か分からなかったそうですが、翌日、その木に、蝉の抜け殻が残されていました。
そうです、主人が救ったのは、セミの小さな命でした。
セミは地中に7年間過ごし、這い上がって、7日間の命を燃やします。
7年間の間に、地面がコンクリートに変わったら、その命は日の目を見ることはありません。
土から出てきて、成虫になるまでの時間、他の獲物に食べられたら終わりです。
サナギから殻を突き破り、この世に生を受けたセミは、力強くどこかで鳴いていることでしょう。
夏の風物詩のひとつであるセミの声。
ひとつの音色にも、命のストーリーがあります。
最近家の壁にやってきた蝉くんは、主人にお礼を言いに来た子だと思っています
8月も始まったばかり。
まだまだ暑い日が続きますので、水分と塩分を摂取して、夏を満喫してくださいね