メンターという言葉をご存知ですか?
「指導者、助言者、師匠」に当てはまります。
一本の釘を想像して見てください。
釘は鉄でできていて、磁石を近づけると、磁石にくっつきます。
鉄釘は強力な磁石で「磁化」され
磁石を外しても自ら磁力を持つようになります。
なぜかというと、
「磁力」により、鉄釘の内部では釘を構成する鉄分子が一定方向に揃っています。
鉄釘そのものが磁石となり、クリップやピンなどをくっつけることができるのです。
内部の分子に方向性を与えられた鉄釘は自らN極、S極を作り出し、
その方向性に沿う形で「磁場」を形成します。
この「磁場」は自分の方向性に合ったものは引き寄せ、
不必要なものは弾き出します。
人間も同様で、ある方向性を持っている人は
「磁場」ができていると考えられます。
自分に必要なご縁を引き寄せられて、
不必要な人とは出会うことができなくなります(弾き出される)
なんと素敵な人生展開なのでしょう
このお話を人間に例えるならば、
鉄釘は自分で、磁石はメンター。
最初は、なんの変哲も無い(片鉄もない?)クギです。
もしかしたら、ちょっとサビかけてるかもしれません
自分の方向性を見出し、見合ったメンターを見つけ
一緒に行動する、真似る、指導を仰ぐ、会いに行くなどして
自分の内部の分子も一定方向に流れ出します。
メンターに触れた直後はやる気も勢いもありますが、
日常生活を送っていると磁力は弱っていきます。これは同然のこと。
またメンターに会い、触れて、自分の内部の方向性を強化していきます。
方向性が分からない人は、尊敬できる人、考えが近いと思う人をメンターとし、
会いに行く、会えない人なら本を読む、動画を見るなどして
メンターから学びをもらい、自分の内部に浸透させ、
自分の人生の方向性を定めていきます。
磁力が強まると自分の周りに磁場ができて、
方向性に見合った人たち、情報が集まってきます。
自分自身が強力な磁石となり、様々な情報や出会いを引き寄せます。
要らないご縁は、勝手に選択されて、弾き出されて会えない仕組みとなります。
最初のメンターによって引き起こされた磁場は
磁化された人の内部で磁気を強化し自分にふさわしい現象を引き寄せ、
磁力を広げ、どんどん極力な磁石となれば、
その磁力に今度は誰かが引き寄せられる(誰かのメンターになりうることもある)。
これを、「メンターの法則」呼びます。
メンターは大事です。
最速で夢を叶えるのに必要なのはメンターとも言われます。
だからこそ、メンター(師匠)を選ぶことはとっても大事。
私がやっていた武道では
「師匠は3年かかっても探せ」と言われていました。
最初の師匠の癖や方向性で、今後のベクトルが変わってくるからです。
間違った方向で3年続けると、癖を取るのに3年かかります。
今まで習ってきた音楽、武道、スポーツでは
いい師匠に出会えています。
お陰様で、かなり順調に成長できてきたと思います。
趣味の世界も大切ですが、人生の師匠もいるに越したことはない。
困ったときに信頼できる相談相手は必要ですしね。
大人になってからの先生は選べます。
メンターは複数人いてもいいそうです。
自分の夢を既に断トツで叶えている人がいいようです。
その人と同じ環境に身を置き、波動領域、磁場領域を同調させると
夢が叶いやすくなります。
美しい花に虫や人が集まる如く、花が放つ磁力のように
自分の磁力を大きく輝かせ、広げられることができればいいなと思います