さよなら瑰泉 | つばき

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山梨県笛吹市 石和温泉の瑰泉(かいせん )♨️

 


2023年3月31日17時 完全閉館しました。

 

2月にLINEでお知らせを受け取った時はショックで信じられなかったのですが、

本当に閉館してしまいました悲しい

 

最終日、瑰泉を訪れました。

 

11時半からの食堂が長蛇の列で、瑰泉の最終食事を楽しむ人で賑わっていました。

 


私も、最後に、明太子ビビンバを食べました。

食堂は韓国人のオモニ(おばあさん)が韓国料理を作っていて

とても美味しかったです。

 



温泉も気持ちよく、石窯ドームで汗をかきデトックス、

石室でも石に囲まれて汗をかきまくりました。

 

私は瑰泉で、鬼滅の刃や進撃の巨人など、読みたい本が揃っていました。

 

スタッフの皆さんもフレンドリーでいつも笑顔で対応してくれました。

本当に残念です。

 







16:00出庫の最後の石窯、高熱を放っていました。



17:00閉館後、総支配人、館長さん、フロントリーダーが入り口前でご挨拶。

瑰泉ファンが涙ながらに見守って、扉が閉まり、完全閉館となりました。

 



瑰泉の土地は、建物を取り壊し、平地になるようです。

本当にもったいないです。

 

重油の燃料高や食材の高騰、光熱費の値上がりなど

費用がものすごく、

その費用を上乗せして入館料を上げるのは瑰泉のお客様を大切にする気持ちに反する、

とのことで閉館の判断となったそうです。

 

いやいや、ちょっとくらい値上げしていいから、残して欲しかったです不安

閉館により、たくさんの人々の生活や心に変化があると思います。

従業員の方々がいつも楽しそうに仕事していました。いい職場環境と感じていました。

温泉だけではない、そんな空間作りをしてくれた人間味のあるスタッフさんの生活も変わってしまう。

そして、瑰泉を心の拠り所としていた多くのファンも、瑰泉ロスとなってしまう・・。

 

でも、この判断も、この時代の大きな変化の中で、

「あの時閉館の決断して良かった」と思える時がくるのではないかと思います。

誰も未来は分からないけれど、目の前の事象は、最善のことしか、起きていません。

 

私も瑰泉に通い続けて10年、本当に癒しと寛ぎを与えてもらえました。

 

これからも癒しの空間は人々に必要とされ続けます。

 

一人一人が新しい癒しの地を探し、新境地へ旅に出る時がきたのかもしれません。

 


 

20年間本当にありがとうございました。

お疲れ様でした。スタッフの皆様も瑰泉もゆっくり休んでくださいね。