すっかり遅くなりました。
省くシーンが無く、また長くなっています
では、14話です。
ネタバレしているのでご注意下さいね
12年ぶりに再会したセヒとジョンミン。
突然のことで挨拶しか出来ない二人。
空に向かって突き上げていた両手を下ろすことすら忘れてセヒと話すジョンミン。
その二人の様子を見て、ジョンミンがセヒの『19号室』なんだと気付くジホ。
ジョンミンはセヒに名刺を渡し、セヒはそれを受け取り…
ジョンミンは車の中に戻り、セヒはその場から去って行きます。
ジホは夫が迎えに出て来ているから…と、ジョンミンに挨拶をして帰って行きます。
マンションの前で、ジョンミンから受け取った名刺を見つめるセヒ。
それはジホに見せてもらった制作会社代表の名刺と同じものでした。
セヒからの電話にやっと出たジホ。
『ジホさん!どこですか!?』と、驚くセヒに『ここですよ。』と、セヒの後ろから現われるジホ。
一緒に家に帰る二人。
セヒはジホがお風呂に入っている間に、ゆず茶を作って水筒に入れています。
洗面所から出て来たジホに、制作会社の代表と一緒に飲んでいたのか?と尋ねるセヒ。
そうだ…と答えて冷たい水を飲もうとしたジホに、水でなくこれを飲んでと水筒を渡します。
ベッドの横に置いて下さい。朝方に具合が悪くて目が覚めるかもしれないから…と。
いつもの様に、部屋の前で「お休み」の挨拶を交わすセヒとジホ。
部屋に入ろうとするジホに『ジホさん。今日も一緒に寝ませんか?』と、声をかけるセヒですが…
いいえ、今日は…と、言いにくそうにするジホを見て『ああ、すみません。』と、謝ります。
『いえ、そうじゃなくて…。今日は疲れているから。そんな日はイビキが酷くなるから…。』と、言い訳するジホ。
ジホはベッドに入ると、今までセヒとジョンミンが話していた言葉を思い出します。
一度、結婚していた…と言っていた二人。
僕は人生でこの家と猫と自分自身にだけに責任を負う。
結婚は二人だけの問題では無い。二人の感情よりも、両家の理解や関係の方がもっと重要だ。
僕はただ自分の人生に何事も起こらなければ良いのです…と言っていたセヒ。
付き合っていたら子供が出来た。
子供がダメになったから別れた。
彼の家に反対された…と言っていたジョンミン。
彼らの言葉がジホの心の中で綺麗に収まっていきます。
一方、セヒもジョンミンの名刺を見つめながら思い悩んでいました。
ある制作会社の代表に会った。
非凡で堂々としていて守ってくれる感じの…木のような人だった…と言っていたジホ。
セヒは『話したい事がある…』と、ジホに電話をかけます。
『脚本をまた書けるようになった事、おめでとうございます。』
この人は、悩んでいる
『また始める事ができて…』
怖れている
『本当に良かったです。』
不安になっている
『有り難うございます。』と、お礼を言うジホ。
お互い『お休みなさい』と、言って電話を切ります。
ウォンソクと暮らしていた部屋に荷物を取りに行く前…。
美容院で髪を短く切り、サングをカフェに呼び出していたホラン。
ウォンソクは(別れる事が)本気なのかを確かめるためでした。
自分の気持ちを整理したいから正直に話して欲しい…と。
本気のようだ…と、答えるサング。
ウォンソクは自分がホランさんを不幸にしていると思っている。
だから手放そうと決心したんだ。
愛する人をずっと辛くさせているんだと思うと、自分自身が惨めになるようだ…と。
『ただ、私たちがここまでという事ですね…』と、納得するホラン。
カフェを出たホランとサングに声をかける男性が…。
ホランを自分の彼女の親友だと紹介するサング。
男性はホランに、自分はマ代表の財務を任されているシン・ヨンヒョです…と、自己紹介します。
気のない返事をして去って行くホラン。
ホランをずっと見つめているヨンヒョ。
バスを待つホランに車で送る…と、声をかけるヨンヒョ。
断るものの、強引なヨンヒョにサングの顔を立てて車に乗るホラン。
車の中で、自分はアプリでホランとメッセージをやり取りしていた男性だと言うヨンヒョ。
一目でホランが分かった…と。
知り合いのアプリだったから登録していただけで、結婚するつもりはなかった…と、言い訳するホラン。
家に着くと、挨拶もそこそこに慌ててヨンヒョの車を降りて行ってしまいます。
そして、荷物をまとめている時にウォンソクと会ってしまうホラン。
荷物を抱えて階段を下りると、まだホランを待っていたヨンヒョに驚きます。
送って行くと言うヨンヒョを断るホランでしたが『今にも倒れてしまいそうな顔をしているのに放っておけない』と、強引にホランの荷物を車に乗せるヨンヒョ。
屋上から二人を見ているウォンソクの視線を感じながら、ヨンヒョの車に乗って去って行くホラン。
ジョンミンのオフィスで、助監督の告訴について話を聞くジホ。
ジホも被害者として話を聞かれることになる…と。
告訴の話が終わると、今度は契約書を見せるジョンミン。
今すぐサインする必要は無いから、じっくり検討するように…と。
契約金の金額が高額な事に驚くジホ。
そんなジホに呆れるジョンミン。
驚いたとしても、後で外に出た時にでも一人で驚かないと。
契約なんだから、敵にそんな事を言ってはいけない…と。
『代表さんは、私の敵ではないじゃないですか。』と、ジョンミンを見つめるジホ。
誰にでもこんな対応をしているわけではない。
長くずっと一緒に仕事をしたい人だと思ったからだ…と、ジョンミン。
そんなジョンミンを食事に誘うジホ。
その頃、会社でジョンミンの事を調べているセヒ。
ジョンミンのインタビュー記事を見ています。
「たくさんの作品よりも一つの良い作品を作るほうが重要だ」
「お金のためにこの仕事を始めた」
「世の中で、お金でする事が最も簡単で軽いことだ」
そんなふうにインタビューに答えているジョンミン。
少し考えて、携帯とジョンミンの名刺を持ってオフィスを出て行くセヒ。
ジョンミンと食事をするジホ。
ジホはジョンミンに、契約の前に気になる事がある…と、話し始めます。
この前お話になっていた結婚しようとしていたあの方と、また会ったとしたらどうすると思われますか?
また会っても、愛すると思われますか?と。
『これは、契約と関係のある質問ですか?』と、怪訝そうな顔をするジョンミン。
『はい。契約するにあたって重要な質問です。』と、真っ直ぐにジョンミンを見つめるジホ。
『実は、会ったんですよ…その彼と。作家さんの近所に行った、あの日に。偶然に。だから今、作家さんの質問が、少し変な感じがします。』と、ジョンミンもジホを見つめます。
『私もあの日、迎えに出て来ていたんです。セヒさんが。』
そのジホの言葉に、息を飲むジョンミン。
サングに一度でも世界に正面からちゃんと向き合え…と言われたスジは、同僚のパク代理に正面から立ち向かいます。
パク代理と一緒に仕事をするようになって三年経つ。
日数にすれば800日で、時間にすれば7200時間だ。
その長い時間が私にとってはおぞましいものだった。
会食がある日は、今日は代理のセクハラ発言にどうやって笑おうか?
休暇の次の日は、「彼氏とどこに行って来たんだ?」と聞かれたら何と答えようか?
体調が悪い日は、「またアノ日か?」と聞かれるんじゃないか?
こんなふうにパク代理の事を考えてみたら、おぞましくて悪い記憶しかない。
だけど7200時間も一緒に過ごした同僚なのに、これでは悲しくはないか?
私を今まで傷つけてきた事を謝罪しろ。
謝罪を受けてやるから私たちのチーム全員がいる席で、公式に私に謝罪しろ。
私はもう、パク代理とのおぞましい関係を終わらせたいんだ…と。
パク代理と話をした後、待ち合わせていたサングに抱きつくスジ。
スジはサングに言われた通り、パク代理に立ち向かった事を話します。
そんなスジが可愛くて仕方がないサングwww
廊下でジョンミンに電話しようと悩んでいたセヒを驚かせようと、そうっと近寄ったサングでしたが…
セヒが見つめていた名刺を見て『コ・ジョンミン!?』と、叫びます。
その声に、さらに驚くセヒwww
セヒから、ジホとジョンミンが作家と制作会社代表として一緒に仕事をしようとしている事を聞かされるサング。
サングは、セヒが先ず話をしないといけないのではないか?と、言います。
どう話せばいいのか分からない。
自分の過去を話したらジホが傷つくのではないか…と、ジホを心配するセヒ。
俺はジホさんの話をしていたんじゃないぞ。俺はジョンミンの事を言っているんだ…と、驚くサング。
ジョンミンにジホの事をどう説明するのか聞いたつもりだったのに…と。
お前はジョンミンを忘れられなくて契約結婚をしたんだと思っていた。
ジホさんはお前にとって、ただの入居者じゃなかったのか?
ジョンミンを心配していたんじゃなかったんだな…と、驚きを隠せません。
もしかしたら、生きている間に
一度でも、会う事もあるかも知れないと思っていた
練習もしていた
「元気にしていたか?」
「久しぶりだな」
だけど、会った瞬間から
僕が心配だったのは
たった一人
一体、いつからだったのだろうか?
僕の人生に残ったものは、もう
乾いた葉だけだと思っていたのに
残った時間を
その葉が落ちていくのを待ちながら
一人静かに暮らしていれば終わりだと思っていたのに
本屋の前で足を止めるセヒ。
誰かの人生を決めつける事は
これ以上したくはなかったのに
中に入って一冊の本を手に取ります。
誰かを泣かせるような事は
これ以上ないだろう…と、思っていたのに
マンションに帰って来たセヒを、管理人のオジサンが呼び止めます。
ジホを襲った助監督がセヒに会いに来ていました。
助監督は『あの日は酔っていて何も覚えていないんです。信じて下さい…』とセヒに謝り、告訴を取り下げて欲しいと頼みます。
そんな事を言われても、ジホが襲われかけたことすら知らないセヒ。
でも、話を聞いているうちに、夜中にジホが部屋着姿のままマンションにやって来た事を思い出します。
セヒがジホから話を聞かされていない事を感じて『作家さんと直接話します…』と、慌てて立ち去ろうとする助監督。
『座れ。俺と話をしろ。しっかり全部!』と、助監督の腕を掴んで引き止めるセヒ。
ホランはヨンヒョの誘いに仕方なく応じます。
つれない態度のホランですが、ヨンヒョは持ち前の明るさで全く凹む気配がありませんwww
最近7年間付き合った彼氏と別れたばかりだ…と、打ち明けるホラン。
ヨンヒョに送ってもらった日は、二人で暮らしていた部屋から荷物を持って出て来たところだったの…と。
ホランは諦めさせようと思っていたようですが…
それにしては荷物が少ない…と、予想外の発言をするヨンヒョ。
ヨンヒョは自分も初めての彼女と7年間付き合っていた…と、話し始めます。
結婚の問題で彼女と喧嘩をして別れてしまった。
恋愛と結婚は全く違う…と、苦笑いするヨンヒョ。
別れた後の事は時間が薬になるだろう…と言うホランに、『時間がどうして薬なんですか?時間は時間ですよ。』と、言うヨンヒョ。
自分は毎朝鏡に向かって『僕は忘れられる!僕は試練を克服できる!』と話しかけていた…と。
若者言葉で話すヨンヒョに思わず笑ってしまうホラン。
このヨンヒョ、最初は危ないストーカーかと思ったけど…なかなか良いヤツみたいです。
自分の気持ちを話してくれたジョンミンにお礼を言うジホ。
私も気になる事がある…と、ジョンミン。
ジホが尋ねた『また会ったら愛するのか?』と言う質問に私が『そうだ。』と答えていたなら、作家さんの結論はどうだったんですか?と。
そうだったなら代表さんが私の敵になっていた…と、答えるジホ。
そして、セヒの心を待っていたでしょう…と。
契約結婚だから待つのか?と、尋ねるジョンミン。
本当の結婚だったとしても、同じだっただろう…と、ジホ。
夫婦でもお互いの心を当然のように掴めるものではない…と。
結婚と言うものはそういうものではないのか?
お互いがお互いの心を手にする事を当然のようにする事。
そして、心が離れてしまっても、離れて行かない様に繋ぎ止めておくもの。
それが結婚ではないのか…と、ジョンミン。
『分かりません。私は結婚は初めてなので。愛も。だから分からない事がたくさんあるのですが、一つだけ確実に分かります。心は奪って掴むものではないじゃないですか。やって来るものでしょう?』
そう言って…ジョンミンを真っ直ぐに見つめるジホ。
ジホは自分がセヒとジョンミンの関係を知っている事をセヒには内緒にして欲しい…とジョンミンに頼みます。
ジホと別れた後、車の中でジョンミンは…
セヒと別れる時に『愛するな。幸せになるな。あんたにはそんな資格はない…』と、メモを書いていた自分を思い出します。
『そうね…心は奪うものではないのに…。それに早く気付くなんて。羨ましいわね…作家さん。』と、呟くジョンミン。
その時ジョンミンは、車に戻って来た秘書からセヒが助監督を酷く殴った事を聞かされます。
セヒが人を殴った事に驚くジョンミン。
パク代理に皆の前での謝罪を要求していたスジ。
チームの会食の席で、乾杯の音頭をとる前に『ウ代理、悪かったな。飲んで全部忘れよう!』と、軽~く謝ったパク代理。
そのふざけた謝罪に怒り心頭のスジ。
会食の後、スジはサングに『話しが通じないヤツは人じゃないわよね?私が始めるなら側にいると言ったのは本心よね?』と、電話をかけます。
その通りだ…と言うサングに『愛してる。』と、言って電話を切るスジ。
スジの言葉に不安を感じて会社を飛び出すサング。
そして…
スジは一人になったパク代理に強烈なパンチを食らわせます!
会社の従業員と一緒にクラブに繰り出したウォンソク。
ウォンソクはそこで会社とは全く違うボミに出会います。
助監督を殴った手に絆創膏を貼るセヒ。
セヒはジホ母の手紙を思い出していました。
ジホが後になって脚本を書きたいと言ったらそうさせて欲しい。
夢を諦めないように、母のように生きないように…と、願っていたジホ母。
セヒはジョンミンに会いに行きます。
その頃、セヒが立ち寄ったのと同じ本屋の前に立つジホ。
ジホはある本を探しますが、見当たらず…。
店員に尋ねると、その本は一冊あったけど今日売れてしまったと言われてしまいます。
セヒと同じ本を探していたジホ。
そこにセヒ父から電話がかかってきます。
ジョンミンに、自分が助監督を殴った事がジホが脚本を書くことの妨げにならないか?
自分がジホの夫だという事がジョンミンとの仕事に影響があるか?と、尋ねるセヒ。
結婚する時に、ジホの母親からジホが夢を諦めないようにして欲しいと頼まれたけど、どうすれば良いのか分からない。
だけど、お前は知っているだろう?ジホさんが夢を諦めない方法を…と。
(殴った件は)大丈夫だけど、そのために自分に会いに来たのか?
12年ぶりに再会した恋人に?
セヒとの因縁のためにジホに何かしないかと心配して?と、呆れるジョンミン。
『ちょっと憎いわね。』と言うジョンミンに『ゴメン』と、謝るセヒ。
でも、自分ができることは何もないから。
書く事を辞めた理由さえ今日まで知らなかったのに。
殴ることしか出来なかった。
ジョンミンは良い製作者だと聞いた。
自分の妻でなく、作家として向き合って欲しい…と、ジョンミンに頼むセヒ。
バスの中で、さっき買った本を開くセヒ。
「言葉は人の口から生まれるが、人の耳で死ぬ。
だけど、どんな言葉も死ぬことなく、人の心の中に入り込んで生き残る」
12年の間、僕の心の中で生き残った言葉たちは
どの瞬間に、こんなに無くなってしまったのだろう?
どんなに努力しても
消せなかった言葉たちだったのに
セヒはジョンミンとの別れ際の会話を思い出します。
私も聞きたい事がある…と、セヒに尋ねるジョンミン。
あんた、作家さんに告白したの?好きだとか、それに近い告白みたいな事はしたの?…と。
していないと言うセヒ。
していないのね?
これ知ってる?
あんた私にも一度もしたことなかったわよ…告白。
言葉も、人の心に届いてこそ生きるって知ってる?
口から出して人の心に届いてこそ通じるのよ。
最後にそう言ったジョンミン。
偶然ではなかった
『もう一線を引くような事はしないで下さい』
そう言っていたジホ。
あの言葉たちのせいだった
『誰のせいでもありません。ただそうなっただけの事です。』
そう言っていたジホ。
あの人の温かい言葉たちが積もり積もって
『セヒさんも、そんなに心配しないで下さい。昨日を生きたからって、今日を全て知っているわけじゃないんだから。』
そう言っていたジホ。
僕の死んだ心の代わりに
生き残ったんだ
ジホがネコに付けたネームプレートを手に取るセヒ。
セヒ父に呼び出されたジホ。
アルバイトは辞めて、また脚本を書く仕事をすると言うジホに『子供はどうするんだ?生んでから仕事を始めればいいだろう?』と、父。
そして通帳と印鑑を取り出しジホに渡します。
結婚したら渡す約束だった…と。
直接セヒさんに渡して欲しいと言うジホに、無理矢理押し付けてしまいます。
帰ろうとする父を『お話したいことがあります…』と、呼び止めるジホ。
店を出て、父を見送ったジホはスジの家に向かいます。
ホランはまだヨンヒョと楽しく遊んでいるようです。
ジホはスジに『卒業』という洋画の話を始めます。
恋人が結婚式に花嫁を連れ去るシーンが17歳の私にはロマンチックに見えた。
でも、20代でその映画を観た時、違うように見えた。
結婚式から逃げた後、バスに乗った時の二人は言葉もなく不安そうに見えたんだ。
若い時には分からなかったけど、歳を重ねるうちにそれが分かるようになった…と。
元気がないジホに『辛いの?』と、尋ねるスジ。
『うん。』と頷いて、目に涙を浮かべるジホ。
ジホを見送るスジにサングから電話がかかってきます。
自分の事は気にせずにサングのところに行けと言うジホ。
やって来たサングに、自分のやり方でパク代理に決着をつけたと自慢げに言うスジ。
驚きながらも『よくやった!』と、スジにキスするサング。
そんな二人を見て微笑むジホ。
愛が生まれてこそ分かった
私たちの結婚が便利だった事が
愛が無かったからこその事だったと
結婚は愛してからする事なのに
それなのに、なぜ…
愛が生まれた後から
傷はさらに大きくなるのだろうか?
ネコに名札をつけるセヒ。
ジョンミンから、ちゃんと言葉にしろと言われた事を思い出しています。
ニャ~と泣くネコに向かって『僕も分かってるよ、ぎこちないって事。でも、思ったより良く似合ってるな。』と、微笑みます。
そして『今日は一度、上手くやってみよう!』と、呟くセヒ。
外に出て、ジホの帰りを待つセヒ。
そこにジホが帰って来ます。
並んで歩きながらジホと手を繋ごうとするセヒですが、わざとなのか?偶然なのか?
セヒの手がジホの手に触れる瞬間、肩にかけたバッグを掛け直すジホ。
セヒや~
今日の契約は上手くいった。代表さんは良い人だった…と、ジホ。
疲れて見えますね…と、セヒ。
セヒは、元気がないジホに手を繋ぐ事を諦めます。
玄関のドアを開けると、ネコが二人を待っていました。
ネコを抱き上げジホに見せるセヒですが(名札を見せたかったのか?)、それには気付かず『お話があります。』と、ジホ。
『ちょうど僕もあります。話す事が。』と、セヒ。
ソファーに座り『これ、ちゃんと見えないのかな?』と、ネコの名札の位置を整えるセヒ。
相変わらず疲れた様子で部屋から出て来たジホ。
今日はソファーに座ります。
黙ってビールを飲む二人。
『僕たち…』『私もう…』と、同時に話し始めるセヒとジホ。
『ああ、先にお話し下さい。』と、ジホ。
『はい。だから、もう僕たち…』と言いかけて『いいえ、ジホさんが先にお話し下さい。』と、話すのを止めるセヒ。
少し間を置いて『もう私たち…契約を終わりにして整理したいんです。』と、セヒを見つめるジホ。
驚いて、ジホを見つめ返すセヒ。
言葉はいつも…
心よりも遅くなる
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セヒが可愛そう
まあ、気づくのが遅いのが悪いんだけどね
放送は無事に最終回を迎え、最後の最後まで失速することなく楽しく視聴できました。
ラブコメなんだけど、心に残る良いドラマでした
長くなりましたが、最後までお付き合い頂いて有り難うございました
画像お借りしました。