昨日の日記の続きです。
ロジャースやミンデル、ジェンドリン、フランクルらの唱える人間心理学に、諸富エッセンスをプラスした、アウェアネス(気づき)をいっぱい得るための研究会2日目。
お昼のワークで号泣してしまいました。
まだこんなに、流す涙があったことに自分で驚く。「ヤバい! 頑張れわたくち(゚o゚;;」と頑張りましたが、止まりませんでした。およよよーん( ; ; )。
そのワークのテーマは
「自分にとっての
ある人の存在の意味を知る」。
「ある人」とは、誰でもいいのですが、自分が知りたい人を思い浮かべます。
設問:「その人との関係が、もっとも濃密だったと思う記憶を思い出してください」
わたくし、最初に故人を想定して、ワークに進んだ時に「しまった!」と思ったんですね。これきっと泣いてしまう。胸がえぐられそうになる。でも今さら引き返して、想定人物を変えても、とってつけたようになってしまいそう。
嫌な予感を持続させながら、続けました。
故人と私との関係が一番濃密な記憶。。。と言われて、一番鮮烈に思い出すのは、「彼の遺体を見つけた時」でした。
暗がりの中に見えた、倒れている人影。電気をつけると、血だまりの中に、うつ伏せで倒れている姿。ひっくり返すと現れる、固まったままの苦悶の表情。119番。指示されて、ずっと続けていた心臓マッサージ。警察。青いビニールシート。
次の設問。
「時間をその時に巻き戻せたら、どうしたいですか?」
どうもできない。あの時、それ以上に自分ができたベストな行動はない。何をやったって帰ってこない。運命は変わらない。
でも、、、初めて、ふと思いついたことがありました。朝、急いで仕事に行かなければ行けなかった私は、故人に声もかけず顔も見ずに、急いで家を出てしまった。
家を出たのは、8:00。死亡推定時刻は14:00、あの時はまだ生きていたのだ。
設問:「その時に言いたかった言葉を言ってください」。
グループワークだったので、相手役をしてくださる方がいました。その人に向かって、震える声で、こう言いました。
「おはよう。行ってきます」
ゆって、涙腺決壊。ワークに参加くださったみなさまもうるうる( ; ; )
いままで考えもしなかった後悔と、言いたかった言葉、封印してた感情でした。
心と脳みそに、いっぱい汗かき、表現できない疲労感に覆われ、昼食はひとりになりたくて外に出ました。
でも、このワークをやって良かったと思います。