去年の夏にケイスケが空に帰ってしまって

言葉にしたら陳腐になってしまうから言い現せないくらいの喪失感を胸に抱いたままで


このどうにも心許ない感じはやっぱりどうしても認めざるを得ない


ケイスケが死んだ時に

私の心も一部分が死んでしまった


年がら年中悲しいって事ではない


ただ「死んでしまった」のだ

心の一部が


一緒に空に帰ったんだと思う


それは悲しい事ではなくて

ごく当たり前なんだと思う


それほど私はケイスケを愛している


私が空に帰った時に

一心同体になるんだなあきっと