ももちゃんとプー
っていう児童書があった
松谷みよこ氏の作品だったと思う
シリーズ化されていて
ももちゃんの下にあかねちゃんっていう妹が生まれた後にも続いてた
当時としてはレアケースな離婚やシングルマザーの描写もあって
子供だった当時はよく分からなかったけど
後半のシリーズで
ママはパパとお別れして生活しているうち
「おいしいもののすきなくまさん」が登場する
(おいしいもの「が」? だったかも)
忙しいママに代わってご飯を作ってくれる存在
今で言うところのベビーシッターなのか?そこはどうでもいいけど
とにかくそういう柔らかい存在が登場していた
私はそれからたいそう年をとり
子供らは成人して手を離れているけど
時々思い出すの
くまさんのこと
くまさんはいつも
美味しい食べ物の事を考えてる
自分も食べたいから作る 食いしん坊だからね
でもさ それと同じくらい
一緒に食べる人も大事なのかもって最近気づいた
もちろん1人で食べる時も食べたいから自分のために作るけど
食べてくれる、って人がいたらもっと嬉しいし作るのが楽しくなる
そして私はくまさんです
ひどい写真だねwこれはお取り寄せの里芋で作った煮物だね
でもさ、ご馳走じゃなくていいの
こうやって食べたら美味しいだろうな とか
これ今日どうしても食べたかったんだ とか
なんなら呑みたいお酒に合わせた食事でもいい
(てかそれってすごく重要ww)
毎日毎日数時間ごとに
食べたい物を思いつく私
おかしいのかなと思ってたけど
私は「おいしいもののすきなくまさん」だから
それでいいんだ☺️