ふと、ある友達と話したくなった
話すといってもメッセンジャーでだけど
それすらも最近は遠のいていた
本当は年明けに会うはずだったんだけど
リスケになって
予定が立たないままコロナ騒動に

半年ほどノータッチだったのに、急にひらめいてメッセージを送ってみた「元気?」と
返事はすぐ来た
彼女は遠方に旅に出ていた
以前その計画は聞いていたから、行けて良かったなあって嬉しかった
それも気になっていたから
そしたらこんな写真を送ってくれた
膝掛け





友達はこの膝掛けを、旅の相棒として連れて行ってくれていた
寝る時に掛けたり、食事の時に膝に掛けたり
とにかくずっと使ってくれていた
「安心するの」と。。。。
この膝掛けは、去年の春に初めて茜染の展示即売会を開催した時、彼女が買ってくれたもの
その時、彼女はひどいギックリ腰が完治していなくて、
杖をつきながら来てくれたのだった
いつでも連絡が取れるんだから、写真をいくつか見せて、私が取り置いて後で送る事だって出来たのに
わざわざ来てくれたのだった
大事な記念すべき展示会だからと。。。
来てくれるだけでも嬉しいのに買ってくれて
しかもその後、仕事中もずっと使ってくれてて
こんなに嬉しい事はないよ。。。
この膝掛けの事を「守ってくれている感じがする」「yokoの愛を感じるよ」と言ってくれた
だから旅先にも持って行ってくれたんだね
(結構大きいし夏だから旅の荷物としては選ばれにくいと思うんだけど)
もちろん茜には保温や血液の浄化っていう薬効もある
でもそれ以上に自分で着るシャツや使う寝具で感じたのは「なんかホッとする」感覚なんだよね
こればっかりは感覚なので詳しく説明するのが難しい
でも私が感じてる事を、使ってる友達が同じように感じでくれていたんだ!!って事が最高に嬉しかった
私がこういう感覚でいるから、染物にも伝わっているのかもしれない!って本気で思えた
実はね
染物を始めた当初
ある人にすごく意地悪な事を言われたの
「ピンク色になってりゃ何でも一緒でしょ!草木染めかどうかなんて分かりゃしない」ってね
そりゃアンタの目にはそうでしょうよ!とハラワタが煮え繰り返ったけど、世間にはそういう目を持ってる人だって山ほどいるし、それは仕方ない事実だとも同時に思ってはいて
私はそっち側にはフォーカスしないし、そういう人の自由も尊重している
でもずっと悔しかった
分かって欲しいとか認めて欲しいとかは言わないけど
悔しかったよね!!
でも、私の愛が届く人には「染物を通して」ちゃんと届くって証明されたんだなあって本当に本当に本当に嬉しかった
(だから「ザマアミロ!」って気分にもなったのは
私の修行が足りないせいかしらw)
私の茜染はそんな感じです
愛がいっぱいよ〜
