次男といえば
私に似て生き物全般 好きな方である
ザリガニからカブト虫から金魚から
いつも楽しく一緒にお世話していた

保育園の年長さんまでアパート暮らしだったのと
小さい子供と「いわゆるペット」の共存が無理過ぎたので
そういう生き物で我慢していた

でも、引越したマンションがペット可だったので

まずは「インコちゃん」をお迎えした

仕事場の人が巣引きに成功したとのことで
一羽譲り受けたのだ

黄緑色のセキセイインコ
私はよく知らないけど「キミドリ」っていうアーティストがいるらしく夫が名付けた

とても可愛い子だった
次男もとても喜んで可愛がっていた

手乗りの子だったけど、一般的に行われている「羽切り」をどうしてもやりたくなかった私は
放鳥タイムの窓の開閉にだけ気をつけて自由にさせていた(お留守番はもちろんカゴの中)

ある時本当にウッカリした私が
放鳥しているのを忘れ 窓を全開にして掃除機をかけてしまい
掃除が終わった頃に思い出したえーんえーんえーん

息子達に土下座して謝った
チラシも作ったけど、帰って来なかった

次男にはその後1年泣かれたぐすんぐすんぐすん
(毎晩布団に入る度に泣くのだ「キミドリ〜〜」と)

それから数年後
中二病に差し掛かった長男と対峙するストレスに
ついにブチ切れた私が
元々生き物を飼う事に反対だった夫を顧みず
猫を家族にする事を決め

もらってきたのが、唄子と啓助だった

次男と2人で自転車で出向き
2人で選んだ2匹だった


ガラケーから唯一 移せた貴重な写真
ちびっ子時代の啓助

更に数年後
道端でタマちゃんとマルちゃんを拾って来た時も
そのまた数年後 道路の側溝でグリを拾って来た時も

いつも私のパートナーとして次男は猫達のお世話をしてくれた
(夫や長男は基本関わらない)
次男が居なかったらここまで自由に拾えなかったと思う

自力でオシッコ出来ない位小さかったまるたま姉妹のお世話も離乳食もヘルプしてくれたのは次男

入院前、1番体がキツかった時なのに
やんちゃなグリと毎晩添い寝してくれたのも次男

倒れて入院して開口一番に次男が「猫に会いたい」って言ったのには苦笑いしちゃったけど
それほど可愛がってくれた次男なのだった


お風呂上がりの次男が格別に好きなグリ
裸体に抱っこがルーティーンwww