潮風を味わいたい
潮水に全身を浸したい

息子達が小さい時は 当たり前のように行けていた海が
すっっかり遠のいていたこの数年 いやもっと

この望みはずっと長い間 私の頭に住み着いていて離れなかった

昨日やっと その望みが叶った

真鶴は 自宅から2時間以上かかる
飛行機を使う旅よりずっと身近とはいえ
私にとっては「旅」だった

お友達がコーディネートしてくれなければ叶わなかった旅だった
ありがたい。。。。

どんな画材をもってしても再現出来ない
自然の美しさよ!
この色ったら!!


大昔に買った水着と
お気に入りのアジアン雑貨屋さんで買ったサンダルや
可愛いポンチョに身を包み
心ゆくまで潮水に浸かり
泳ぎこそしなかったが 海と戯れる事が出来た
(さすがに海辺でスマホを使う勇気は無かったw)



今回の旅で私が気付いたのは

私にとって旅で1番 心に沁みるのは
どんな絶景でも 名所でもなく なんなら珍味でもなく

「そこに住んでいる人の生活が見える事」
なんだなあという事

移動のバスで乗り込んでくる親子連れやお年寄り
ただ軒下に下がっている洗濯物
仕事帰りのサラリーマンの晩酌

そんな人の姿を 日常から離れた場所で見る事は
なんとも言えず私を癒す

半径数キロの世界を往復するだけの日常にいて
同じ時間に起きて同じ時間に寝る
それはもちろん平穏な事だけど
なんていうのかな
箱庭に住んでいるみたいなんだな
で 箱庭から出た時 高揚する以上に心許ない自分もいつもいて

そんな私を優しく包んでくれるような気持ちになる

または

ああこんな遠い所でも みんな普通に幸せに生きててくれてるんだなあって 大袈裟かもしれないけど感謝の気持ちが湧く

充電が無くなりそうだったから自分では殆ど写真を撮れなかったから、一緒に行ってくれたお友達のを譲ってもらった

今度 旅に出る時までに、携帯の充電器を買おうw