大好きな樹木希林さんの本を読みながら思い出した事

私が彼女を知ったのは
「寺内貫太郎一家」というホームコメディドラマが1番最初だったと思う
そこで老婆姿の彼女が、ジュリー(沢田研二)のポスターを前に「ジュリー!!💕」と身悶えするシーンが有名だったのだ

父は「面白いんだよココが」と教えてくれて
これが楽しみなんだと言わんばかりのオススメだった
だから私は、このドラマはそこしか見所が無いものと思い込んでいた程だ

父はテレビが大好きで
テレビで面白い物を見ると必ず私にもシェアしてくれた
ドリフだけは私が発見したものだけどw
面白いとか笑えるっていうテレビを通してのソレは
確実に父の影響を受けているように思う

忘れられないのはチャップリン(一昔前はテレビでも比較的カジュアルに放映されていた)
「ライムライト」という名作で
薄幸な愛する女性のためにチャップリンがお金を稼ごうとボクシングの試合に出るシーンを
ウハハ アハハと笑いながら一緒に観た事が
私を映画好きにしたような気がしている
(これを期にチャップリンの作品をかなり観た)

何が言いたいかというと

子供って親の好きな物を好きになりたいって思うんだなって事
そして好きになるのに抵抗が無いんだなあって事

「面白い」「笑える」っていうトピックに関して言えば
私は父の娘で幸せだったな

だって今でも樹木希林さんもチャップリンも大好きなんだもん

昭和すぎ!古い!
と嘲る人がいるならどうぞお構いなくだわ

だって私ももう十分古い人間だもの
そしてそれで十分 居心地は良いもの


乗る猫と乗られる私
ドアップすいませんwww