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続きです。

その日は記録的な大雪で
ニュースや天気予報を見てる人ならまず遠出はしない日
なのに 珍しく両親が東京で観劇に出かけ帰宅出来なくなったと 急遽我が家に泊まる事になった

翌日は受験なのに なんかバタバタしそうで嫌だなぁ
とか思ったけど断る訳にもいかず迎え入れ

明日試験だというのに帰って来ない息子に両親は呆れていた 
益々 気が重くなる

話は前後してしまうが

育児で悩む原因って何ですかとなった時
「〜〜だから悪い親って思われる」「ダメな親って思われる」恐怖が根底にあるんだねって 心屋さんがどこかで書いていて
「誰に」そう思われるのが怖いの?
ってなった時に やっぱり私は「自分の親に」だった

親の批判を 自分が子供を持つ年になっても気にしてしまう ネックになる
離れて住んでいても いつでも心の底では澱んでいた思い

息子が一連の騒ぎを起こした時からずっと頭を離れていなかった親の呪縛
小さい時に自分の望むような愛情をもらっていなかったという思い込み
これらがいつもいつも 微妙にブレンドされて自分を支配していたように思う

息子は そんな私を解き放つために生まれて来てくれたんだ   そう確信が強まった

この雪の夜
父親からの罵倒を「妄想」しては(受験生のクセに何だ!!と私に怒るであろうという妄想)恐怖に震えた一夜
忘れられない

しかも 帰って来たとて 翌朝 当然起きられず

ただでさえ雪で交通事情はメチャクチャなのに

極限の不安と心配で
こんな受験生 日本中どこを探してもいないだろうなと思った

どうにか試験には間に合ったようで

なんだかんだ 第一希望ではなかったけれど
大学生になれた

この夜に私は一生ぶんの「洋子ちゃん愛してるよ」を自分に言った

もうこんなにキツイ ワークは二度としないだろうって思ってた

大学入学を控えた半月程前の夜だっただろうか

今までで一番恐ろしい電話がかかってきた。

続く

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写真は 職場での暑気払いにて
肉祭りの宴