今日は久々におうちにずぅ~っといました。
・FPに向けた課題をやり、
・今週末の収穫祭の準備をし、
・長いこと解約しなきゃーーって思っていたウォーターサーバを引き取りにきてもらい、
・今週の振り返りをしたり~
と仕事しているときより忙しい!?産休Day笑
GW中に会った高校のときのお友達(ほんと、15年ぶり以上!?)とお話をしていて、久々に読みたくなったのが、こちら!
兎の眼 (角川文庫)/角川書店

¥600
Amazon.co.jp
灰谷健次郎作は中学のとき、この「兎の眼」のみ読んだことがあったのだけれど、彼女は灰谷健次郎から人生の影響を受けているという・・。
と~っても明るくて社交的でやたらポジティブで、ずっとピッツバーグ大学へ留学していたけれど最近帰国して結婚もするという・・。
彼女は中学のころから医者を目指していて、今はれっきとしたお医者さん。
話をしたらなんだか本当に未来を一緒に創れそう~というくらい息が合った!!
なんだろうね。この感じ。
人に対する教育に対してもとても真剣。
お医者さんて、ただでさえ忙しいし、自分の専門分野の学習も大変なのに、色々と興味・好奇心を持って学んでいる。
将来、学校みたいなところをつくりたい、という夢も一緒^^!!
そんな彼女の人生に影響を与えている、というその灰谷健次郎・・。
私も懐かしさがあって読み返してみました。
しかもKindleで買えた(^・^)
今の時代は本当に便利だなーー。読みたいと思った瞬間に手に入りますものね!!
読んでみての感想ですが、
これは、人それぞれの価値観、生き方、考え方がある。。という教訓がぎっしりでした。
ある小学校の教師に赴任した若い女性の先生が、子供たちや親・先生と関わり合いながら、教育とは何か、と経験をもとに考えていく物語です。
教師といえども自分自身の価値観に縛られている。
子どもだからといって教えてあげなければならない存在ではない。
とても印象に残った一節。
色々な経験をして、少しずつ成長した若い女性先生が、子供たちに人気のあるベテラン男性先生に教えをもらったときのこと。
若い女性先生は「その考え方は素晴らしいと思います!ただ真似をしようとは思いません。私は私の方針を考えたいと思います」
と言いました。
それを聞いて、そのベテラン男性先生は大変喜んだ・・と。
この男性先生、子供たちに対しても同じです。
「先生、この答えはなんですか??」と聞いてくる子供には冷たい。
「先生、この答えについてこのように考えたんですけれどどうでしょうか?」と自分の考えを持ってくる子には親身になってとことん付き合う。
こういう教育が本当に大事だなーーって思いました。
先生は答えを教えてくれるものではない。
一緒に自分なりの答えを考えてくれる、導いてくれる存在が本当にその子の考える力を伸ばすのだと思います。
大人でもすぐに答えを聞こうとする人、よぉ~くいます。
(人材育成をしていても本当にそうです。)
自分の考えを言う前に他人の考えを聞こうとする人もよぉ~くいます。
別にそれが間違っている、というわけではないけれど、確実に自分で考えていく人たちの方がいい成果を出すし、成長の速度も違います。
失敗は多いかもしれないのですが、得られる経験の量が違う。
集まってくる情報量も違う。
自分の言葉で語っているからほかの人にも伝わりやすい。
こんな作品を中学校の頃の私は読んでいたんだなーー。
少なからず影響を受けているのかな?全然覚えていないけれど・・ww
と懐かしく読み返しました。
これからの教育はどんどんこんな風になっていくんだと思う。
画一的な答えはないからこそ、一人ひとりが答えをだし、それぞれの持ち寄った答えから相乗効果を生む・・。
そうして未来が作られていったらいいなーーーー!!
なんて一人、にやにやしてしまうのでした^^
私はそんな社会に少しでも貢献できるよう、ちょっとずつでも頑張っていきたいなーー☆☆
葉っぱちゃんもどんな子なんだろーー。
色々話してみたいです(気が早いけれど^^)