☆まじめの罠☆ | ☆MY STORY☆~個と組織をつなげるyokopの日々~

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個人の能力を組織のパワーに変えて、個も組織もハッピーになる☆
そんな環境を目指して日々奮闘している社内人材育成担当のブログです。
毎日起こる楽しい出来事や不思議な出来事を持ち前の好奇心でつづっていきます。

こんにちはラブラブ


一週間、偏頭痛に悩まされ、少し回復してきましたアップ


休養たっぷりとれがてら、今日はゆっくりと過去のことを思い出します音譜



この記事を書くきっかけになったのは、勝間和代さんの著書「まじめの罠」を読んだこと。


まじめの罠 (光文社新書)/勝間和代
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本論とはまったく関係ないくだりなのですが、勝間さんの受験に関する実績が掲載されていたからです。



彼女は女子高の中では御三家と言われている、桜蔭、女子学院に合格し、慶應義塾中等部に進学したそうなのですが・・。

(実際のところ、桜蔭、女子学院は試験日が2月1日で同日であり、両方に合格するのは不可能です。

 うーん、昔は制度が違ったのだろうか・・・。ま、著者も無謬の存在ではない、ということでよしとしますにひひ



「まじめの罠」の中身については、人によって受け入れ方に違いが出る気がしました。

極端なところから極端な物言いをしている感じ。

普段、和代さんの本をあまり読まないのですが、今まで読んだ本(Google化、フレームワーク力)からすると、

残念ながら満足度は低め、、となりました。


普段、和代さんと同じようなことを思ってたりもしますけどねにひひ

ただし、真っ向から批判してうまくいった試しなし笑

(受け取る側の問題、と言ったらそれまでだけど、発信側の責任もそれなりにあると思うので、そこに対して

 繊細ではないことが少しマイナスポイントとなっています。)

ただし、読み方によっては非常に有益な気づきがもらえると思うので、読み方に対するちょっとしたご提案ラブラブ


■まじめの罠の定義■

 まじめが行き過ぎると知らず知らずに被ってしまう害、そして更に知らず知らずに人に害を与える・・

 という負のスパイラル。

 ※決して「まじめ」を批判しているわけではなく、「そのまじめがいいのか?悪いのか?に疑問を持たないこと」

   を批判しているのが本書、

   だが、時折「まじめそのもの」を批判している論調になっていることが残念なポイント。

   (自分なりの解釈を加えながら、自分自身の価値判断基準を「強く」持って読むことが要求される本です。)


■まじめの罠の症状の傾向■

①初対面の人と10分以上会話ができない

②知らない価値観を批判してしまう

③努力する自分に酔う

④ふまじめに結果を出す人に敵意を持つ

⑤メモを取る、話が長い


上記を判断基準として、少しあてはまっている箇所が多いなー、少し変えてみるかなーと思った時に読んで

さささーっと今の自分の振り返りに使う、という位置づけで読むといいと思いますニコニコ



■自分自身がまじめの罠にかからないようにするための対処法■


①メタ認知

  まずは、自分自身で自分自身を自覚すること、これが本当にスタートだと思います。

  ただし、なぜ、自分自身を自覚することが大切かというと、「相対的な世界の中での自分」の位置づけを

  正確に認知する必要があるからだと思っています。(それも一瞬一瞬で)

  単なる独りよがりの思い込みにならないよう、普段から人が思っていることにも気を配る習慣をつけること。


  ※まじめの罠にはまる人がよく陥る傾向としては、こういう話をすると、「しっかりやろうとすること」なんです。

  ※日本人は人の気持ちに敏感で相手の気持ちを察することができる分、自分の気持ちを言いにくかったり、

    しまいには封印してしまうことが多いような気がします。

    日本人の良いところを活かしつつ、自分の気持ちにも敏感に優しくなってあげること、このバランスが大事。

  ※バランスをどうとっていくか、に対してはしっかり目的に応じた作戦を練る必要があります。

   「 今、自分は相手の気持ちばかりを気にしすぎているから、今から1時間は自分の気持ちに声を傾けて、

    どんなことを本当は願っているのか、書きだしてみよう。」

   とか、

   「自分自分しすぎているから、あの人と話すときはしっかりとあの人の話を理解するための質問をして、

    間違っていたら謝ろう」

   とか、なんでもいいので、明確に具体的に時間を区切ってそこに集中する、それ以外は弛緩してもよい、と

   自分を赦す。緊張と緩和って大事だと思っていますニコニコニコニコ

  

  ≪その他具体的実践法の紹介≫

   1)自分を自覚するために・・・

    ・自分が大事にしている価値観を書き出してみる。

    ・ミッションステートメントを書いてみる。

    ・その場その場の自分の意見をアウトプットしてみる。(感想、疑問、そうだよね!とかの形式でよい^^)

    ・コーチングを受ける

   2)自分の思いとほかの人から見た自分のギャップを出すために・・

    ・日々の人とのすれ違いに敏感になり、可能であれば、そのすれ違いの原因を一緒に特定していく。

    ・360度フィードバックを受ける

    ・ほかの人から意見をもらう(インタビューなど)

   3)ギャップに対して改善する点と対策の仮説を立てる

    ・あとはPDCAです。仮説⇒実行⇒検証 この流れをいかに繰り返せるか、が大事。

    ・最低でも1日に1件、この実行検証サイクルはあるといいですね^^

     (逆に言うと、1日に1件できるくらいの小分けパックの検証を繰り返して経験を多く積むことが大事)

    ・たまに大きく振り返るタイミングをつくる。(1週間、1か月、3か月、半年、1年とか)

     ⇒振り返りのタイミングによって粒度が違うので見えてくるものも違ってくる。


②仲間をつくる

 これは本当にいいですー。

 同じ志、同じ方向に向かっていく仲間、ときには励まし合い、ときには意見をぶつけ合いながら成長できること、

 これは人生にとっても大きな財産ですねニコニコ


 仲間なので、率直に言ってくれるから、いい気づき合いが目白押しです。


 ≪仲間の作り方≫

  ・自分が興味あるコミュニティやセミナーなどに足を運んでみる。

  ・自分が興味あることに対するコミュニティを立ち上げちゃう。

  ・興味ないことでも何かの発見があるかもーっていうくらいの軽い気持ちでいろんな動きに対するアンテナを立てておく


まじめの罠を読んでみて、自分自身が思ったことを書いてみましたラブラブラブラブラブラブ


こうして本を読んで、自分自身の頭の整理ができること、これがとってもいい機会になっています。ラブラブ!


和代さん、ありがとうございました音譜音譜音譜





  

   

で、まじめの罠の中学受験のくだりから、自分自身の受けてきた教育に対して、思いをはせていたんです。


私自身は、中学受験でした。


これを言ったら嫌な奴、と思われるかもしれませんが、小学校の勉強がつまらなくてつまらなくて仕方なかった。


なぜなら、100点満点が当たり前のようにとれるからです。


しかも、授業で受けたものを繰り返せば、という反復練習。。


まったく頭を使っている、という感じがなくて、勝手に先生に毎日自由研究ノート、と題して日記を持って行ってました。

(小学校3年生と4年生のときお世話になった立花先生、本当にお世話になりましたニコニコニコニコ


私はなんと3歳ころから日記をつけているので、文字を毎日書く、ということがあまり苦ではなかったです。

(父と母の影響ですね^^ 彼ら2人も日記をつけていたし、よく両親は机に向かって勉強していました。)



そこに書いてある物語は本当にアホっぽいんですが、、



たとえば、道に蝶々が止まっていたので、そっと羽をつかんでつかまえてみたところ、指に白い粉のようなものが

ついた!!


なんだろう、これは???


と思って立てた私の仮説!!



これはチョークの原料だ!!!!(チョークのチョーは蝶々のちょうから来ているに違いない!!)



もはや思い込みの領域ですw



そしてそれを熱く日記に書き綴り、先生に私の新たな発見!と題して持っていくわけです。




そうすると、先生がやさしく、


「いいえ、葉子ちゃん、チョークは蝶々の粉でできているわけではないのよ^^」


と私に新たな知識を教えてくれるのでしたww

そこで初めて炭酸カルシウムという物質の存在を知る。

そして、運動場に引かれているあの線も同じ物質なんだ、ということを知りました音譜音譜


そして同時に、蝶の羽についているあの粉は「鱗粉(りんぷん)」と呼ばれる羽を覆っている鱗のようなもので、

羽を水から守ったりする役割がある、ということも学習できましたにひひ



今思うと、とってもアホなやり取りなんですが、


毎日何かしら発見して先生に持っていこう、と思っていたのでそれこそが私の仮説思考の始まりw


これはなんとなく今でも私の中に色々なものへの「好奇心」という形で息づいている感じがしますニコニコニコニコニコニコ



父は父で、私がこれなんでだろう???という疑問を発すると、そっと関連書籍を差し出してくる、という憎い人w


父はものすごい本を読む人だったので、家には本があふれかえり、どこに何があるのやら?という感じ

だったのですが、私の疑問に的確に答えてくれる本をさささっと取り出してくる検索能力はピカ一でしたニコニコ


自分の疑問には自分で答える、まずそこからがスタート、そしてその出した答えを人に話していくことによって

知識が深まる、という経験は小さいころに確立していたものだったんだなーとあらためて素敵な教育をしてくれて

いたんだなーっと感謝の念がふつふつラブラブラブラブラブラブラブラブ



そんなわけで、小学校のテストで課される問題はわたしにとってはもはや勉強ではなく、単なるルーティンワーク。

それでも100点は確実に取るようにはしていたかと思います。

(そういう意味だと基礎学力は反復によって無意識にできるレベルにまでは行っていたのでしょう)



で、中学受験をすれば、もっと高レベルの学習ができるよ、と小学校6年生のときに初めて同じクラスの同級生から

教えてもらったのでした。



聞けばその子は小学校3年生から塾に行っているというではないかっ!!



ひぇーーー!!!



全然知らなかった・・・。



知らずに毎日ドッチボールしたり、ゴムとびしたり、変な日記書いたりしてたーーーガーンガーン



私、ほんとに中学受験の存在や学習塾の存在などをまったく知らない子でした。


で、親に相談したら、親も「え?そんなのあるの?」という感じで・・w



でもそこはうちの両親、情報収集のスピードは結構速く、いろいろと近所や勤務先から情報を仕入れてきてくれて


うちの近くにどうやらかなりこぢんまりとした塾だけれど、大手に行くよりもみっちりと一人ひとりの個性を伸ばしてくれ、


結果も上々だ、という塾の存在を教えてくれました。



その名も「松井塾」


そのころから、私塾みたいなところが好きだったのでしょうか・・笑



ところが、そこに説明を聞きに行ったら、なんと受付の方に、小学校6年生の今の時期(確か4月とかかな??)から

だとろくな学校に合格しない!絶対に!!!


と悲しい太鼓判を押されたしょぼんしょぼんしょぼん



ただ、そこはわたしの悲しい性 



ほんなら何がなんでも合格したろーじゃねーかー!!!!



ってねwww(ほほほ、あら、失礼^^)




ま、私、もともと「合格」が目的ではなく、単に「学習したい、いろいろなことを知りたい」が目的だったわけなので、

この話をされて、しっかりと合格に向けて勉強していこう、と思えたのでよかったです。



で、テストを受けたらなんと「選抜クラス」になってしまった!!


そのクラス、確か6名くらいの超少人数で、かなりのスパルタ!

しかもみんな小学校3年くらいから通っている頭脳集団!!^^


こうして、仲間に優秀な人たちがいたことも本当に刺激であり、ものすごーく楽しかったですニコニコニコニコニコニコ



そのクラス、確か、「勝間」が2名、「田村」が3名、「松井」が1名という苗字が異様なほどかぶっている集団だったw


最後の松井という苗字ですら、塾長と同じ名前ですからねw


何かしらのお導きがあったとしか思えないわw



それからというもの毎週日曜日は四谷大塚の日曜テスト、それまではテストのための予習をみんなで勉強する、


そんなサイクルの始まりになりました。



私は無謀にも4教科の学習をしたので、社会や理科も入れて楽しいお勉強ライフでした^^

(昔から学習欲は変わっていないようです^^)



算数と国語のより考えさせられる問題に、本当に楽しく取り組んでいた記憶があります。


塾でも、一つの答えを探す、というよりは、6人の意見をたくさん言い合える場でした。



振り返ってみて、私はいろいろと場に恵まれていたんだなーと、少しうるっときちゃうくらい周りへの感謝がいっぱいラブラブ



こういうことを色々な人に伝えていきたい、というのも私が今「人財育成・組織開発」という分野に携わっているルーツなんだと思います。



さて。


長くなりすぎてしまった・・。


この後、結局「女子学院」と「筑波大付属中学」には落ちてしまったのですが、


無事、「豊島岡女子学園中学」に合格!!!




この豊島岡という中学の教育方針も本当に素晴らしいものがあった。



本当はここの部分を中心に書きたかったのだけれど・・



疲れたので続きはまた後日・・ニコニコ