久々に読み応えたっぷりで私の好奇心をガンガンくすぐってくれる本に出会いました
¥1,680
わかりやすく言ってしまうと、
自分のアイデアを育てるコツ
を紹介している本です
しかもかなり体系的なフレームワークにまとめてくれています
ではなぜ自分のアイデアを育てる必要があるのか・・
目的はやっぱり
自分のアイデアを世の中に多く知ってもらうこと。
だと思います。
自分のアイデアを素敵なものでない、と思って人に伝えている人っていないと思います。
伝えることによって何かしらの利益があるからこそ、伝える☆
でも、「何かしら、いい目的のために」伝えているにも関わらず報われないのは・・・
アイデアのよさが聞いている側にとって、いまいちよくわからないから。
さてどうすればいいのでしょう~!?!?!?!?
ここで引き合いに出されるのがこの本!(この本も私は大好き)
¥819
この本では、何かが爆発的に広がり始めるときの条件を以下の3つにまとめています。
1)少数の影響力のある人たちに広がること
2)アイデアに粘りがあること
3)アイデアが広がる背景が整っていること
※詳しく知りたい人は読んでみてください
『アイデアのちから』は『急に売れ始めるにはワケがある』にヒントを得て、
2)の粘るアイデアを生み出すコツを詳細に研究した本です。
つまり、
アイデアを記憶に焼きつけること!
これにこだわりこだわりこだわりまくってできたのが『アイデアのちから』なわけ。
いくら、いいアイデアでも、相手の記憶に残らなければ伝わっていきませんもんね~。
(この体験は私自身も仕事の中でさんざんしている!!)
本書で紹介している具体的なコツはこれ!!
■アイデアを記憶に焼き付けるコツ6つ
1)単純明快であること(Simple)
2)意外性があること(Unexpected)
3)具体的であること(Concrete)
4)信頼性があること(Credible)
5)感情に訴える(Emotional)
6)物語性をもつこと(Story)
⇒頭文字を取って「SUCCESs」と覚える。
この6つのコツを事例や使い方など、ふんだんな材料をつかって紹介してくれています。
翻訳洋書ならではの読みにくさがありますが、巻末にある各章のガイドとマインドマップを作成しながらでなんとかついていきました。
そして、ついていった甲斐がありました
仕事や普段の何気ない会話にも使えるし、自分の周りの人と一緒に何かをやる必要がある人、周りに何かを伝えていかなければならない人には一生使える武器になると思いました。
おすすめです
■この本を読んでの私の気づきと今後の行動
・「知の呪縛」が常に起こりうることを意識する。
(知の呪縛:一旦知識を得てしまうと知らない人の気持ちがわからなくなる)
・「知の呪縛」排除のために、6つの原則(SUCCESs)でチェックする。
・「物語性」をいかに伝えていくか、を身近な素材で練習していく
(仕事でもたくさん活きそう♪)
「記憶に粘りつく」アイデアで人の行動や生活に影響・変化を与えていきたい人はぜひ読んでみてください♪
簡単なことだからこそ奥深いアイデアがつまった本でした
■メモ
・誰かに何かを伝えるときは「物語」を重視していこう。
・真に伝えたい「核心のメッセージ」は明確に。
・「知の呪縛」に縛られないよう、知らない人の目線を得るためにこのSUCCESsをチェックリストとして使っていこう。
・具体性が苦手だったかも(事例や詳細の描写)、試してみて恩恵にあずかってみたい。
・できるかぎり聞いている人たちのわかりやすい言葉、聞いている人たちの自己利益を意識して話す。
・プレゼンの目的と聞いている人たちに何をしてもらいたいか、によってテーマや素材を変えていく。
・なるべく感情や驚きに訴えかけるようなプレゼンを今後も心がけていこう。