近所で仲良くしている姐さんのお家のパピヨン。


虐待され捨てられてて歩いてるところを拾って

警察に届けて…

当然飼い主は名乗り出ず。



姐さんはこれまでにも

何匹か保護犬引きとらはって、

看取ってはるひと。



このパピヨンも、警察から引き取らはった。

それから14年。

正確な年齢はわからない。




若そうに見えたけど、結構なシニアやったんやね。

拾われるまでは、

どう育てられてたのかわからないけど、

教えても教えてもトイレも覚えずの子やったらしい。


それでも愛情たっぷり育ててきてはった。



このところ体調崩してたらしく、

吐き下しが続いててお薬飲ませても治らず、

そのうちに、首が傾いてきて

その方向にグルグル徘徊するようになったらしい。



何とか持ち直さないかと、

あの手この手で対応していたらしいんやけど、

とうとう下痢でも血便が出るようになってしまったので獣医さんと相談して、

先日、「眠らせる選択」をしたそうな。




これ以上長引かせても

本人が辛く苦しむだけやと言うことで。




わかるわ。


のこを思い出した。




のこも最後はずっと下痢やった。

食べたくなくても強制給餌され、

週3回点滴され…


生かされてた。私によって…


亡くなった後、そんな介護をした私は

自分本位だったんじゃないかと

今でも結構引きずってる。




自然界の動物は、食べられなくなったら

もうそれでおしまい。


無理やり誰かに食べさせられたりしないからね。


それを勝手に引き伸ばしただけではないか?

と思ったりね。




何が正解かわからないけど、

今回の姐さんの決断も「愛情」やと思ってる。


そんな朝、シワ男先生のブログに


ハイシニアにはひき算が大事だとぼくは思う


と書かれてあった。


これ読んで、単にお薬だけのことではないと思った。


良かれと思ってやっていた全てのことが、

かえって負担になることもある。



「眠らせる選択」をするのは

とても辛いことやと思うし、

自分にできるかどうかはわからんが、

我が家の2匹のチワワたちも、


近々、ハイシニアと呼ばれるようになる。


これから段々病気も増えていくやろ。


ひき算を含め、

その時に自分がどう決断するか…









小梅ちゃん(パピヨンの名前)

楽になれたかな?


安らかに。