今朝起きてから、
なぜか新婚時代を思い出してる。
嫌なことがあると負の連鎖で。 笑
私は、24歳で結婚しました。
昭和59年。
私は昭和の嫁、義母は昭和の姑です。
楽しいはずの新婚生活は…
皆無
私と夫は同学年。
生まれは一年近く違ってもね。
義母は、夫の姉2人の数多くのお見合いと、
下の姉の婚約ドタキャン破棄などで
疲れ果て、夫には早くカタを付けたかったみたい。
挨拶に行っただけなのに
いきなり釣書を持たされて。。。
結婚には快諾で、あれよあれよと言ううちに
結婚するハメになったんやわ。
就職して間もない夫は生活力もない。
私は短大を出て大手で働いてはいたけれど、
昔は、「寿退社主流」でね。
今なら、県外の転勤も可能だろうけど
当時はそんな風習はなかったんやわ。
本当、もったいないことですわ…
お給料も良かったのに…![]()
しゃーなし、同居
結婚前には、その不安で円形脱毛症になる始末よ![]()
その頃は、まだ義両親揃っていました。
しかも近くには、2人の義姉家族という
おまけまで付いていた。
義母は。。。
今まで私も同居で苦労してたからね、
これからは私が楽する番!
というセリフを吐いてたわ。
知らんがな。。。今では言えるけども。
若かったからねぇ![]()
私のボケ頭の中の記憶を
どうほじくりかえしても
新婚生活の楽しかった思い出は何一つない
幸せだなと思った記憶も何一つない
3月に結婚して、6月に妊娠。
すぐ上の義姉も2人目を妊娠してて
予定日は11月。私は翌年の3月。
食費浮かせるのと、楽するための
上げ膳据え膳狙い。
そら楽ですわね、私が全部作るんやもん。
毎週日曜日には家族でやってくる。
買い物に出てて、帰り道の遠目に
家の前に義兄のスカイラインが見えた時の
落ち込み方は半端なかったわ。
私の夫は、超ブラック企業にいて
水曜日の1日だけしか休がない。
ま、当時は週休2日って超少なかった時代ではあるんやけどね。
時代はバブル前。
その1日の休みも、売り上げが悪いと返上。
祝日もなし、もちろんGWなんて連休もない。
帰りも遅く、10時前なんてザラ。
もうね。。。
労基訴えたいほどやったわ![]()
なので、せっかくなお休みの日も
疲れて、お昼まで寝てるので
どこかに出かけた記憶もほとんどない。
そして。。。
私は、広島から兵庫にお嫁に来てたので、
友達も親戚も居なく、ひとりぼっち。
毎日毎日、家事ばかり。
喋る相手も居ない。
笑い話の一つもない。
どこにも逃げ場はありません。
今みたいに、スマホもないので
友達とLINEってわけにもいかず。
手紙か家電だけよ。
連絡手段は
電話だって同居だから遠慮だしね。
わたしはもう、ずーーーっと家政婦さんがわり。
食事はもちろん、洗濯も買い物も。
家計のやりくりも任され、
全て私に丸投げ!
家政婦さんの方がマシよ。
時給発生するしね。
嫁ならタダやん。
今思えば、24歳ってまだ子供ですやん![]()
楽しいことがたくさんできる一番良い頃!!
よーやったなと思いますわ。
義姉はお休みで家族で楽しそうにやってきても、
私は夫もいない家で、みんなのご飯作り。
楽しそうに喋って、笑ってる側で
つわりと戦いながらの夕飯の支度。
一人で子供入れて7人分の食事の支度。
義兄は好き嫌い多いし。。。
誰も何一つ手伝ってくれない。
洗い物すら。
そんな日々を過ごしていたので、
お腹の子や私の身体に良い影響があるはずがないわね。
実家の近くの総合病院で里帰り出産を予定してました。
でも、病院始まって以来と言われるほどの
ひどい妊娠中毒症で死産。
それも、私自身も状態が悪く
死を彷徨うくらいの。
予定日より1ヶ月早かったので、
結婚一年の記念日も私は
夫と離れて実家で静養中でした。
どこをどうとっても
最悪なスタート
ほんま、地獄でしたわ。
地獄の日々をここで語るには
文字数足りずや!!
とても語られへん!!
全て、結婚決めた私が悪いんやけどもやね。
それにしても、
もうちょっとマシな生活あっても良かったんじゃないのん?
って、今なら苦笑混じりで話せますがね…
(目は笑ってない)
生まれ変わっても、夫を選びますか?
と聞かれたら、
断固 NO!
ウケ狙いでもなく、冗談でもなく
本気で!!
あの生活だけは、
本当、二度と嫌や![]()
あんな苦労は、二度と嫌や!!
あんな地獄のような生活からしたら、
今が1番気楽!
あの頃の可哀想な私を
連れてきてあげたいくらい。
なので、
結婚記念日は祝わないのよ。私は。。。
他にも色々理由はあるけれど。
こんな思いをするような結婚なのに
出来るだけの精一杯な
嫁入り支度をしてくれた両親。
遠くに嫁に行くとなかなか会えない。
その寂しさも、
私が幸せありきならともかく、
死を彷徨うほどの苦労をしたのを見て
どう思っただろうか…
心の底から「ごめんね」と思う。
自分が、歳をとって色々考えると
両親に申し訳ない気持ちが増えてきて…
親孝行
したい時には
親は無し
全くその通りだと思うわぁ。
まだ、ご両親健在の方々
顔見せて、笑ってあげてくださいね。
幸せそうな顔を見せるのが
何よりの親孝行だと思います。
さて、気を取り直して、
ちゃっちゃと家事片付けまっさ!