久しぶりのピーカン天気!
夏らしい空です。
こんな空を見るとタルトを思い出します。
2017年の7月12日に亡くなりました。
13歳でした。
タルトは元保護犬で、5歳でうちに来た子です。
岡山の保護グループに、ブリーダーのおばさんが
保護願いを出して、引き取られた子です。
それまでは、繁殖犬として、
ずっと過ごして来ました。
どれだけの子のお父さんになったのかな?
チワワさんによくある気難しいタイプ。
犬が嫌い。
子供が嫌い。
男の人が嫌い。
三拍子揃った子 笑
引き取られてすぐの頃のタルト。
ペットシーツの認識はあるものの、
お散歩の経験がなく、
外や行き交う人が怖くて仕方ない
お散歩のできない子でした。
一時預かりさんの元で、
少しずつできるようになったみたいです。
ありがたいですね。
しかし、若いっ!!
チワワとしては大きな子で、
5キロ近くありました。
でかチワワ
ぽっちゃりはしてますが、
全てが大きい子でしたね〜。
チワワ的にはサイズオーバー…
毛色はブルーのいう真っ黒ではなく、
チャコールグレーでホワイトタン。
希少カラーと言われる色で、
高値でやり取りされる色ですね。
色で値段が変わるって、本当に嫌!
モノじゃないのにね…
黒い鼻にちょこんと肌色があり、
鼻垂れ小僧みたいに見えるのが愛嬌
業界では、ミスカラーというらしいです。
里親になって、連れて帰ってからは
心閉ざしたまま…
その頃は、今いる
のこと大型犬に近い中型雑種の
2匹がいました。
タルトは3匹目。
夜になるとみんなで一緒に寝てたのに、
タルトだけはダイニングテーブルの下。
隠れてるつもりなんでしょうね。
ベランダに逃げたので、連れて入ろうとした私に
歯を当てました。
なんとかおやつで釣って家の中に入れた記憶が。。。
私に慣れるまでは3日くらい。
娘には1週間。
旦那には1ヶ月。
息子には3ヶ月。
やはり男の人は苦手なのか、時間がかかりましたね。
姑が大嫌いで、一歩もリビングに入れない勢いで噛みつきに行きました
ずっと!!慣れませんでした
私が苦手としてる気持ちが
わかったのかな?
犬は本能的に感じとるらしいですからね。
私の敵は、自分の敵でもあったんでしょう
よく吠える子だったのか、
声帯を手術されてたので、鳴き声もピヨピヨ。
ぜ〜んぜん迫力ありませんが
ピヨピヨ吠えついてました。
のこちゃんともつかず離れず…
いつも一緒にカートに乗ってトリミングに行ってました。
慣れてからは、本当に可愛い子で
私が出かけるとずっと
玄関先で待ってるような子でした。
健気で飼い主一途。
チワワ気質の強い子でした。
2016年のはじめ、
前から気になってたイボみたいなものを診てもらうと、それは悪性のもので、肥満細胞種だということがわかりました。
即手術!
後ろ足の付け根辺り。
取れるだけごっそり取ってもらいました。
悪性なので予後か心配だったけど、
定期検査では調子が良かったんです。
でも、2017年の春。
ご飯を食べないので、
診てもらうと。。。
血液検査では、肝臓の数値が悪い。
エコーで見る限り、肝臓の形が悪いです。
これは、肝臓癌だと思います。
はっきり知りたければ、CTのある病院に紹介状を書きますよ。その結果今後手術と言うことになりますが、どうされますか?
それか、このまま自然に任せるという選択もあります。どうされるかは、飼い主さんの選択次第ですが。。。
と先生。
頭が真っ白になりました!
泣くに泣けない。。。
ビックリと落胆しすぎると
涙ってすぐに出てこないんですね…
CT掛けてはっきりしたとして、治りますか?
と聞くと、先生は首を横に振られました。
知らない病院で、全身麻酔をして
CT撮って手術して、それで治るならしたと思う。
でも、その後抗がん剤も続く。
友達のワンコ(5歳)が癌で
抗がん剤の点滴してた時、
あまりにも辛そうだったのが頭にあった…
当時12歳という年齢も考えると、
残された余命があまりにも辛すぎるのではないだろうか?!
いろんなことを考え、
この子の寿命に任せます。
とお返事したのを覚えてます。
それから、3ヶ月が過ぎ…
暑い夏に、旅立ってしまいました。
最期は私の腕に抱かれたまま。
頑張りましたよ〜!
食べるものはなんでも食べさせました。
亡くなる少し前の体調の良い日。
顔を上げて伏せてますね
こういう姿は、この日が最後となりました。
お葬式を済ませ、
お骨になるのを待ってる間外を見ると、
今日みたいなピーカン天気でした。
カラーっと暑い日
お骨になっておうちに帰って来たんです。
タルト!
私がした選択はどうだったのかわからないけど、
ずっと一緒にいられたので
幸せと思ってくれてるかな??
ソフトクリームの外皮が好きでした!
このお洋服、一番似合ってた
タルトやー!!
また会う日まで!
バイバイー!!