私は24歳で他県に嫁いで来て、今年で結婚37年目に突入しました。
何もわからないまま主婦になり、母になり。
大変だったことも沢山ありました。
若い頃に、ただ漠然としていた老後。
私達夫婦は還暦を過ぎ、その「老後」の中に入ってしまいました
その昔、人生50年と言われてましたが、現代では100歳を超える方も沢山いらっしゃいますよね。
80代、90代なんて普通に。
いやー。。。入ってみてわかったのですが、なかなか大変ですよ
私の世代では、厚生年金は60歳から(満額は65歳から)、国民年金(基礎年金は65歳からですが、あと少しが正直待ち遠しいです。
サラリーマンは、黄金時代のように年功序列ではなく、定年近くになると自然と収入が減る。超一流企業や、超エリートは知りませんが…
中小企業が大半を占めてる日本ではそんなもんじゃないですかね?!
夫の母も私の母も認知症でホームに入りました。
80歳後半から90歳前半の世代です。
この頃の年金はまだ良いんです。どういう計算方法なのか、まだ余裕あるんですよね。
良い時代で収入もそれなりにあったからだと思いますが。
私の母は、最初ケア付き有料老人ホームに入りました。地方なので若干安く、色々含み16万くらい。
それが、都会ではそうはいきません。今、私が住んでる辺りでは20万下る物件はありません
お若い方はピンとこないかもですが、これは大変です!
安サラリーマンの年金では、1人辺り月に16万でも出せません。ましてや、夫が先に亡くなり、遺族年金となると(厚生年金)半額になり、自分の基礎年金(国民年金)と合わせても大した金額にはなりません💦
この辺りは、あまりにも高いので義母には老人ホームより少しお安いグループホームに入ってもらいました。
私の母と義母と2人ともほぼ同じくらいの経費です。
母も義母も年金がわりとあるので、入ることができたのですが、さて、私達に置き換えると…
年金では到底賄えず、貯金崩しての入居となります。人の寿命はわかりませんよね。決まっているのなら無理してでも入れますが…
いつまで生きるかわかりません。貯蓄が底をつく恐れも。。。
たとえ健康でも、現時点ではこれくらい掛かります。
それが認知症が進み、介護も段々増えてきたら、もっとかかってきます。決して減りません…
要介護3になれば、特別養護老人ホームというものに入れる資格ができます。特養と呼ばれていて、収入も考慮され、お財布に優しいホームがありますが、ありますが!
無いと考えていた方が良さそうです。
100人以上待ちなんですから
60歳超え、まさに老後。
すぐ先に見えている自分の介護を現実的なものとして考えていかなければならなくなったんです。
子供達には迷惑をかけられない。
元気な年寄りでいきてればいいけど、いつ認知症になるかわからない。その時に困らないように節約して残しておかねば