やはり自力本願な生徒を生み出さなければ意味がない | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

ちょっとイライラすることがあったので、ストレス発散がてら書かせて下さい。

そこで今回は『やはり自力本願な生徒を生み出さなければ意味がない』ということについて書いていこうと思います。



●何のために授業に来ているのか●
今年はとある高校にも出講しています。


レベル的にはそこまで高い学校ではないですが、近年成長基調にある高校です。


普段はそういった学校から塾や予備校に来てもらうわけですが、高校への出講はその逆版といったところですね。


そんな中クラス分けを行っており、僕と一緒に担当している先生が上のクラス担当で、また別の塾・予備校から来ている先生が下のクラス担当、そして僕がちょうど真ん中のクラス担当となっています。


真ん中とはいっても、残念ながら1番下のクラスのレベルが相当なものらしく、そのクラスよりちょっと上の子はもろとも真ん中のクラスに来ています。


別にここまでは問題がありません。


ただ問題は「下のクラスから来た子が授業中に寝てるかしゃべってるか」ということです。


別にずっとしゃべっているわけではありませんが、かなり気になる程度でしゃべっています。


そんな中しゃべるたびに睨みを効かせていたんですが、授業中にダラダラしゃべってるクラスを担当するのが久しぶりすぎてかなりイライラしてしまいました…。


睨みを効かしたときは黙るものの、それも束の間。またしゃべり始めます。


授業後、学校の先生に不満を言っているクラスの子もいたくらいです。


そんな中、より一層イラっとすることもありました。


ずっとしゃべっているか寝ているかしている子たちのうちの何人かが、後半の授業に入る前に僕にいろんな質問を大声でしてきました。


それに対して雑談がてら丁寧に答えていたら、1人が…


「先生って本当に英語の先生ですか~? さっきの文法の説明のときにわからないところあったんでー」と冗談半分に言ってきました。


さすがにイラっときて「はいはい、はじめよか」と始めました。


もちろんクラスの9割以上は「今まで曖昧だったものがはっきりしてよかったです!」とか言ってもらえたので、イライラは抑えていく必要がありますが…。


まぁこういったクラスを担当していると思いますね。


「授業を受けるだけで、いやその場にいるだけで力がつくと思ってるのか?」
「自分の本能に従ってダラダラ行動しているだけで大学に合格すると思ってるのか?」と。


ここで改めて思いましたね。


講師はあくまで監督やサポーターであり、決しプレーヤーではないということ。


それを生徒自身にも徹底して意識させる必要があると思いましたね。


あくまで『自力本願の生徒を生み出し、自分の責任は自分でとれる子にしていく』ということが最も大事だと実感しましたね。