大阪市立大学医学部医学科の合格報告と悲しき報告 | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

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中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

ついに前期入試の発表も一段落しましたね。


そこで今回は『大阪市立大学医学部医学科の合格報告と悲しき報告』について書いていこうと思います。



●最後まで面倒を見る●
前回書いた京大クラスを担当している校舎には明日行くので、そこまでは詳細は不明です。


ただ今日行った校舎では、普段医学部クラスを担当しています。


まだまだ全体像はわかりませんが、『大阪市立大学医学部医学科』に合格した子と、『岡山大学医学部医学科』に落ちてしまった子が来ていました。


大阪市立大学医学部医学科に合格した子は、センター試験の国語で100点を切るという残念すぎることをやらかしながらも、他の教科で生き残っていたため、トータルでは十分戦えるレベルにいた子です。


とはいえ、少々のマイナスを抱えていたので、よく乗り切ってくれたという印象です。


もともと理系が非常に強い子ではあったものの、大阪市立大学医学部医学科は英語以外は決して難しくない標準的な問題を出題してくる大学ゆえ、「逆転」というのが非常に難しい医学部です。


ただ必ずしも満点が必要ではないので、極めて満点近い点を出し続ければマイナスを取り返すことができます。


逆に言えば、そうしなければ逆転することなんてできないわけです。


そんな中合格したというのは、ちゃんと自分の力を発揮したということですから、本当にたいしたもんですね!


その一方で岡山大学医学部医学科を受けた子は落ちてしまいました…。


高2からの担当となるので、残念でなりません。


ただ本人的には入試が終わって数日後には「厳しいな…」とは思っていたようです。


数学・化学などで今までしたこともない、想定もすることができなかったくらいありえないミスを連発してしまったようなのです。


もともとセンター試験で国語の点が結構酷く、他の教科は良いものの、挽回できるまでは取りきれなかった状況でした。


必然的に岡山大学医学部医学科に出すときにはマイナスでした。


それでも、本来の志望であった大阪市立大学医学部医学科以外に納得できる出願大が岡山大学だったので、出願したという状況でした。


その結果として、岡山大学医学部医学科に不合格という結果になってしまいました。


すでに本人も納得していて、後期試験を受ける準備に入っています。


ただ、本人的にはやはり『大阪市立大学医学部医学科』に対する思い入れが強いようです。


もちろんまだ完全に入試が終わってもないのに、こんな話をするのはどうかと思いますが、本人的にも「浪人」を考え出しています。


それに対して僕から言えるアドバイスをしておきました。


アドバイスとはいっても、決して良い話ばかりではありません。


ただ淡々と現実を語っておきました。


まずは後期試験にしっかり臨んだ上で、それでもダメなら本人が最も納得できる環境で浪人生活をスタートしてほしいと思います。


まだまだ合格報告・不合格報告はこれから。


最後まで面倒が見れるよう心がけていきたいですね!