毒牙にかかってしまわないか非常に心配な中3の子たち | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

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中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

久々にしばらく前に書いていた中3に関して書いていこうと思います。


そこで今回は『毒牙にかかってしまわないか非常に心配な中3の子たち』について書いていこうと思います。



●悩ましい思いは日に日に深くなる●
風邪をひいてマシにはなってきたものの、声が少しガラガラ状態からスタートした今日。


こんな状況下で朝9時~夜10時くらいまでひたすらしゃべり続けたら、究極なまでのガラガラに変貌を遂げました(笑)


まぁ明日は昼1時~夜10時くらいまでという比較的平和な日なんで、寝て回復してくれることを期待するのみです!


しばらく前に書いた『悩ましい中3』に関して久しぶりに書いてみようと思います。


ちょっと愚痴っぽくなってしまったらすみません(笑)


実は中3で担当していた子のうち最もできる子が3学期の間アメリカに留学することになり、当然ながら塾の授業には出席していません。


これにより、中3で最も輝いていた子がいなくなってしまった状況となっています。


さて問題は残された子たちです。


まだ僕が担当している子たちはマシなのです。ただ徐々に序列が明確化してきました。


もともとある程度は序列はあったのですが、それが加速的に進んでいます。


ある1人の子とは、親御さんも含めて面談をしたことがあり、その時点では全然良かったんです。


そこで気が緩んだわけではないでしょうが、それからというもの、見るも無惨です。


レベルダウンも明白ですが、それ以上に授業中に起きている割合が前にも増して減っています…。


もともとうつらうつらすることはある子だったのですが、最近では講習期間中で朝に授業があろうが、普段通り夜に授業があろうが関係なく、かなりの時間爆睡ですね…。


起こしても結果は同じです。断続された睡眠が続くか、連続した睡眠かの違いで、結果的には変わりません。


最近では仲の良い友達も呆れてきて、ほったらかしになってきました。


確かに中3という期間はなかなかにだれやすい期間です。


それは僕自身もよく知っていますから、注意はしていくのですが、ちょっと限界を越えてきている感じですね。


そして、僕が担当していない、クラスレベルとしては下のクラスはもっと大変です。


将来、東大・京大・医学部を本気で狙っていく子たちとは思えないレベルの子が散見されます。


授業自体は楽しく受けているようですが、逆に言えば「楽しさ最優先」になっています。


先生はむしろ僕よりシビアな感じなのですが、楽しいのが勝って、シビア部分は忘れられているんじゃないのかな?と思えるほどです。


ん~悩ましいですね。


そのクラスの中でも、先生の頑張り、生徒の頑張りによってずいぶんとレベルアップした子もいます。


しかし、その子が上のクラスに上がるかといったら、「別に上のクラスに上がりたくない」といったスタンスです。


このことは担当の講師も少々気にしています。


別にできない子ではないのですが、あまりに向上心がないように思える。


別に燃え尽き症候群のような状況ではなく、「登り詰めてやろう!」という気迫が全くない。


ただ、もともとのセンスの良さから学力は順々についてきているという状況です。


別にこれはこれで悪いことではないのかもしれませんが、やはり毒牙にかからないか心配です。


すでに今までそのクラスの中でも非常にできていた子が、徐々にレベルダウンを始めています。


もしかしたらそれがポテンシャルなのかもしれません。


しかし、今までの出来を考えれば、十分にもっと上のレベルになりうるのに、クラスの雰囲気に飲まれつつあります。


ん~本来進学校にあるべき良い雰囲気を、より一層良いものにした形で塾で体現しなければならないのに、現状は真逆をいっているようです。


中3も残りは短くなってきました。


なんとか少しでも形を整えられるように頑張っていくしかないですね。


普段、高1以上の学年を持っているだけに、こういった子たちの行く末はかなりはっきりとわかってしまうので…。