将来の目標に向けて、1年間世界を放浪することに決めて京大生 | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

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中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

前回『人生を左右する目標を定めることがやる気につながる』という話を書いたので、つい最近あった僕の身の回りの話を書いていこうと思います。


そこで今回は『将来の目標に向けて、1年間世界を放浪することに決めて京大生』ということについて書いていこうと思います。



●やはり明確な目標を持つと行動が付いてくる●
僕が昔高2・高3と受け持っていた生徒の中で、現在京大に行っている男の子(3回生)がいます。


この子は建築家になることを目標としており、家族・親戚にも建築家は何人かいるようです。


そんな中、親族の中には海外で建築家として活躍している方もいらっしゃるようです。


そこでこの子が思ったのは、『将来海外で活躍できる建築家になりたい』という目標でした。


これ自体は、この子が高校生の頃から思っていた想いで、これを優先させるべく、京大以外の建築が強い大学に行くことも考えていたほどです。


ただ最終的には京大に合格するだけの学力もありましたし、万が一大学に入ってから思いが変わったとしても大丈夫なようにと、無難策をとる意味も含めて京大に進学することになりました。


上で書いたように、親族の中に、すでに海外で建築家として活躍している人がいますから、いわゆるコネというのはもうあるも同然なのです。


だからこそ、大学時代にすべきことは、『自分が目指す建築の姿とは一体どういったものかを見つけていくこと』が1つあります。


そこでこの子は決断を下しました。


これから1年間、大学を休学し、世界を放浪することにしたのです。


放浪することによって世界中の建築を見て回り、自分の求めているものを探す旅に出るようです。


この子が建築ということもあって理系ですから、大学院まで行くことがほぼ既定路線で決まっています。


そこで大学生活の折り返し地点、文系の子であれば就活をしているこの時期に、自分も将来を見つめることにしたようです。


こういった姿を見ていると嬉しくなりますね。


もともと英語がそこまで得意だったわけではありません。


でも2年間担当する中で、叱咤激励しながら教えていく中で、実際に京大に合格するだけの学力を持ちました。


そして、大学に入ってからは、積極的に海外に関わるようなサークルもやっています。英語もどんどん鍛えています。


そして、ついには世界に放浪の旅をしに行くに至りました。


こういった姿を見ていると、着実に自分の目標に向かって歩んでいるのがわかると思います。


前回の話ではないですが、『人生を左右する目標を定めることがやる気につながる』ことの良い例ではないかと思います。


個人個人いろんな想いがあると思います。


やはり、『長期での絶対に譲れない目標を持つこと』は重要ですね!