3学期にアメリカ留学する中3生 | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

僕の担当する生徒で、アメリカに短期留学する中3生がいます。


そこで今回は『3学期にアメリカ留学する中3生』について書いていこうと思います。



●体験することの重要性●
講習期間ということもあり、それにてんやわんやで、すっかり空いてしまいましたね…。


なんとか終わりの目処がつき、ようやくスッキリできそうです。


今年は現役生で言えば、中3~高3までを担当しています。


そんな中で、中3の生徒の1人が3学期にアメリカに留学します。


最近はこういった『中3~高2あたりでの数ヶ月単位での留学』というのが非常に増えていますね。


正直言って、数ヶ月留学したからといって、爆発的に英語力が身に付くわけでもないですし、英語をペラペラに話せるようになるわけでもありません。


しかし、『若いときに実際に留学したという経験』は大きな意味があると思います。


例えば、今まで1回も海外旅行に行ったことがない人と、今まで何度も海外旅行に行ったことがある人であれば、どちらの方が海外旅行に行きやすいでしょう?


きっと、行ったことがある人の方が海外旅行に行くことに対する抵抗感も少ないでしょうし、積極的に行くことができると思います。


これは趣味レベルの話かもしれませんが、同じようなことが「留学」にも言えると思います。


過去に1回でも留学経験がある人は、さらに年をとった時に、例えば大学生になったとき、いやさらには就職する際にも、積極的に海外を考えることができると思います。


そういった意味では、若いときの経験というのが、非常に大きな糧となって将来につながってくると思います。


『「経験数が少ないことと多いこと」よりも、「経験したことがないことと経験したことがあること」の方が差がはるかに大きい』と思うのです。


そういった意味では積極的に若い時代に留学にチャレンジできるならしてほしいと思います。


実際この子は「留学したときに、あまりに英語がわからないのは日常生活にも大きく影響するだろうから」と思って、非常に積極的に英語を勉強しています。


それが他の教科の頑張りにもつながり、ある進学校で本当にトップ層にいます。


このレベルがキープできれば、東大・京大といった、日本のトップ大に入れることはまず確実だと思います。


そういった意味でも、このような素晴らしい経験を大事にしてほしいと思います。