引き続き防衛医科大学校の1次報告をもらう。これで生徒全員ひとまず突破 | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

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中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

昨日に引き続き、生徒から防衛医科大学校の1次合格の報告をもらいました。


そこで今回は『引き続き防衛医科大学校の1次報告をもらう。これで生徒全員ひとまず突破』ということについて書いていこうと思います。



●苦労が報われることの喜びを感じる●
昨日に引き続き、今日も防衛医科大学校の1次試験に合格したとの報告をしてくれる子がいました。


いや~ありがたい話ですね。


数は少ないですが、これで今年は防衛医科大学校を受けた子の全員が1次試験までは合格したということになります。


実は防衛医科大学校には個人的にちょっと縁があります。


それは僕の父親が大病を患ったとき、お世話になった先生が灘高&防衛医科大学校出身という方だったのです。


僕も含め、家族一同が「あの先生は非常に良い人だ」と思ったこともあり、父の病気は完治しましたが、今も交流を続けています。


防衛医科大学校は国公立大とも私立大とも違う特殊な位置付けとなっていますが、毎年医師国家試験の合格率も高い学校です。


基本的に国公立医学部は、それほど医師国家試験の合格率をそこまで気にしていないのか、合格率が恐ろしく高いということはありません。


医学部自体は他の学部とは異なり、「必要な単位を積み上げて取っていけば卒業できる」というものではなく、「必要な単位を1つでも落とせば進級や卒業はできない」という仕組みになっています。


だからこそ進級していくことも、卒業することも他の学部と比べれば難しいわけです。


とはいえ、医学部卒業は医師国家試験の受験資格でしかなく、合格保証ではないので、残念ながら医師国家試験に合格しない人も出てくるわけですね。


そんな中、私大医学部の中にはこの医師国家試験の合格率にかなり気を使っているところもあります。


やらしい話、この合格率も大学側の1つの「ウリ」になる可能性があるわけですから、大学経営の立場からすれば、かなり高い合格率を出したいという思いはあるはずです。


まぁ中には、今年まで私立医学部の授業料トップの座をずっと保ってきた帝京大学医学部のように、全く気にしていないところもありますが…。


そんな中、防衛医科大学校の場合はいろんな意味で気合いが違いますね(笑)


これはこれで信頼できる証となるわけですから、非常に魅力的な学校として認識されるのも十分にわかります。


ただ、僕の生徒は防衛医科大学校が第一志望ではありません。


これから先に第一志望が待ち構えています。


昨日も同種内容を書きましたが、今回の合格を『今までの努力の結果を表した成功体験の1つ』と捉え、これからの成長につなげてほしいですね。


もうすっかり受験生はセンター試験に向けてラストスパートをかける時期になりました。


まずは、センター試験という名の精神を蝕んでくる存在を、なんとかうまくいなしてほしいと思いますね!