非常勤講師として揺れ動く心を見つめ直し、自分の信念を貫く | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

ラストスパートをかける準備に入る時期になってきたのと同時に、自分の信念を貫けるか重要な時期になってきました。


そこで今回は『揺れ動く心を見つめ直し、自分の信念を貫く』ということについて書いていこうと思います。

$教育に生きる! 灘高&京大卒 塾講師が、グローバル化社会を生き抜く人材を本気で養成するブログ


●難しき決断を下す●
生徒たちとしては、受験が徐々に近づいてきたということもあり、「本当にその学部のまま突っ込んでいけるのか、その大学の志望のままでいけるのか」など揺れる時期に入ってきます。


特にこういった「揺れ」を経験するのは医学部志望の子たちです。


僕は大手予備校、中小の予備校、現役生対象の塾などどこでも医学部関連のクラスを担当しています。


それこそ国公立も私立も関係なく担当しています。


私立医学部の場合、受験料が異様に高いのが大変なところですが(受験料だけでもなんと6万、授業料も尋常じゃなく高いのです…)、私立ということにあり複数受けていくことが可能となります。


私立医学部は私立医学部で大変なところもあって、こういったところを志望とする子は、「親御さんが医者で後を継ぐ必要がある」場合が非常に多いのです。


つまり何年浪人しようと医学部に合格するまでは受験のゴールがない子がほとんどなわけですね。


それはさておき、国公立医学部志望者の場合、こんなことはなかなか言えない子がほとんどです。


もちろんたまたま親御さんが医師でそれを継ぐ必要がある子もいますが、必ずしもそういった子たちばかりではありません。


そうすると、『自分の信念を貫いて、かなり厳しい国公立医学部という道を目指し続けるか、あまりに厳しい場合は違う道も考えるか』という岐路に立たされる子も出てきます。


もちろん医学部に合格できるだけのレベルに達している子は問題ありません。


しかし、今の医学部というのは全体的に相当レベルが高いので、そうそう簡単に合格できるようなものではありません。


そういった事情ゆえ、最初はある大学の医学部を志望していたものの、最終的には薬学部や歯学部に変更するという子も出てきます。


こういった時期だから思いますね、『自分の信念を貫く難しさ』を。


僕も職場の選択で自分の信念をどこまで貫くかで悩みました。


来年は今までよりも大手予備校への出講を増やし、塾に対する出講を減らしていきます。


これにはいろんな思いがあるのですが、なかなか決断は難しかったですね。


正直少々収入は減るかもしれません。


それでも自分の信念を貫くには塾よりも大手予備校に重きを置く方が長期スパンで考えた場合良いのではないかという結論を自分の中で出しました。


またそれに伴って、他の予備校に対する出講も考えました。


ただかなりの期間考えた結果、「収入は上がるかもしれないが、自分の信念とはズレている気がする」という思いを消しきれなかったので、その予備校への出講は思いとどまりました。


もしかしたら数年後、いや数ヶ月後この決断に対して後悔をするかもしれません。


でも、今自分が思う『信念』を大事にし、それを貫くことで自分らいくいることを最優先に考えようと思うに至りました。


この決断が正しい方に出てくれることを期待しながら、自分自身もそれを体現できるように努力していきたいと思います。


でもやはり思いますね。『自分の信念を貫き続ける難しさ』を。