是非ともなめずに英文法の問題集はしっかりこなしてほしいと思っています。
そこで今回は、『「全解説 入試頻出英語標準問題1100」などをフル活用して英文法力を総整理』ということについて書いていこうと思います。
●良き連鎖を生む空間●
今年は将来、東大・京大・医学部を狙う高1のクラスも担当しています。
このクラス自体はこじんまりしているものの、非常にやる気に燃えており、個人的にも最も授業が楽しいクラスの1つでもあります。
そんな中先週「何か文法問題集とかは学校でもらってやってんの?」と話をしました。
別に絶対に文法問題集をしないといけないとは思っていません。
でも、やはり1通りはできて、センター試験のレベルであれば、文法分野の問題であれば確実に間違えない、整序英作文でも決して間違えないだけの力は必要です。
最終的に東大を志望したりする場合は、また別の視点からの勉強もしないといけないのですが、それは高3に入ってからすれば問題ないことです。
なので、まずはしっかり基礎的レベルの英文法に関しては適切にできることが必要だと思っています。
さて、話を戻しますと…問題集をもらってるかどうかを聞いてみると、案の定予想通りの答えが返ってきました。
「何ももらってません」と。
確かにこうなるのも理解はできます。
特に中高一貫の進学校の場合、中学生の間に結構な時間、文法をやってるんですよね。
その結果、学校の先生は「うちの生徒は文法くらい頭に入っているはず」と勝手な理解をするわけです。
でも現実はそんなに甘くないですね。
ちゃんとやってきた高1・高2でも意外と抜けは多いもんです。
つまり、全く何もやらないというのは、せっかく中学校3年間で積み上げてきたはずの英文法力を放棄することになりかねないことになります。
もちろん読解をする中で、英作文をする中で英文法には触れます。
でも悲しいかな、僕の知っている限りでは、『学校の先生で英文法に忠実に英文読解をしていったり、英作文を書くように指導したりできている先生は皆無に近い』のです。
つまり、学校の先生が思っているほどは英文法には触れておらず、結果的に非常に真面目であるか、塾に行ってちゃんと英文法に触れている子しかまともにできないという事態になるわけです。
逆に言えば、塾に来てもらっている以上、そんなことになっている子を放っておくわけにはいきません。
かといって、東大・京大・医学部を将来の目標とするクラスで、淡々と文法問題をやっていくということは実は少ないのです。
そこで、自学自習として英文法問題集をこなしてほしいと思っています。
高1・高2でまだ英文法に対して自信がない場合は、『大学入試 アップグレード UPGRADE英文法・語法』(数研出版)や『Next Stage 英文法・語法問題』(桐原書店)あたりの方が解説が端的でいいでしょう。




でも、ある程度ちゃんと中学時代勉強してきた高1・高2で、それほど文法用語に抵抗感のない人は『全解説 入試頻出英語標準問題1100』(桐原書店)をやっていけばいいと思います。


そして上記の高1には『全解説 入試頻出英語標準問題1100』(桐原書店)ができるならやってね、と話しています。
そんな話をしたら、さすがですね、早速問題集を買って黙々と始めた子がいます。
その子自体は非常に快活な子でもあるので、僕にも報告がてら「これ買いに行って、早速やってるんですよ~。まだ全然進んでないですけど」と言ってくれました。
こんな状況になると周りの子も反応します。
まだ買ってない子は「どんな感じの本なん?」と興味深く見始めます。
そして問題部分がそれほど分厚くないことを確認すると、「これなら十分できそう」と思い、また買いに行きます。
そして誰か1人でもちゃんと黙々と始めると、あとはもう強いですね。
それが良い意味で伝染し、次から次へとやっていきます。
これが少人数の塾のいいところでもありますね。
そして、こういった子たちがたくさんいる可能性が高いのが進学校の良いところでもあります。
『全解説 入試頻出英語標準問題1100』(桐原書店)に関する詳細説明は別記事でしているので、それはそちらを参照して下さい。
そして見に行き、できそうだったら是非やってほしいと思います。
なんとか高1のうちに『理論系』のところを1周、高2のうちに全分野を2周もすれば、だいたいの文法知識は入っているはずです。
あとは高3で志望校に応じて、学力に応じて見ていけば、十分英文法に関しては卒業と思っていいと思います。
そこで今回は、『「全解説 入試頻出英語標準問題1100」などをフル活用して英文法力を総整理』ということについて書いていこうと思います。
●良き連鎖を生む空間●
今年は将来、東大・京大・医学部を狙う高1のクラスも担当しています。
このクラス自体はこじんまりしているものの、非常にやる気に燃えており、個人的にも最も授業が楽しいクラスの1つでもあります。
そんな中先週「何か文法問題集とかは学校でもらってやってんの?」と話をしました。
別に絶対に文法問題集をしないといけないとは思っていません。
でも、やはり1通りはできて、センター試験のレベルであれば、文法分野の問題であれば確実に間違えない、整序英作文でも決して間違えないだけの力は必要です。
最終的に東大を志望したりする場合は、また別の視点からの勉強もしないといけないのですが、それは高3に入ってからすれば問題ないことです。
なので、まずはしっかり基礎的レベルの英文法に関しては適切にできることが必要だと思っています。
さて、話を戻しますと…問題集をもらってるかどうかを聞いてみると、案の定予想通りの答えが返ってきました。
「何ももらってません」と。
確かにこうなるのも理解はできます。
特に中高一貫の進学校の場合、中学生の間に結構な時間、文法をやってるんですよね。
その結果、学校の先生は「うちの生徒は文法くらい頭に入っているはず」と勝手な理解をするわけです。
でも現実はそんなに甘くないですね。
ちゃんとやってきた高1・高2でも意外と抜けは多いもんです。
つまり、全く何もやらないというのは、せっかく中学校3年間で積み上げてきたはずの英文法力を放棄することになりかねないことになります。
もちろん読解をする中で、英作文をする中で英文法には触れます。
でも悲しいかな、僕の知っている限りでは、『学校の先生で英文法に忠実に英文読解をしていったり、英作文を書くように指導したりできている先生は皆無に近い』のです。
つまり、学校の先生が思っているほどは英文法には触れておらず、結果的に非常に真面目であるか、塾に行ってちゃんと英文法に触れている子しかまともにできないという事態になるわけです。
逆に言えば、塾に来てもらっている以上、そんなことになっている子を放っておくわけにはいきません。
かといって、東大・京大・医学部を将来の目標とするクラスで、淡々と文法問題をやっていくということは実は少ないのです。
そこで、自学自習として英文法問題集をこなしてほしいと思っています。
高1・高2でまだ英文法に対して自信がない場合は、『大学入試 アップグレード UPGRADE英文法・語法』(数研出版)や『Next Stage 英文法・語法問題』(桐原書店)あたりの方が解説が端的でいいでしょう。
でも、ある程度ちゃんと中学時代勉強してきた高1・高2で、それほど文法用語に抵抗感のない人は『全解説 入試頻出英語標準問題1100』(桐原書店)をやっていけばいいと思います。
そして上記の高1には『全解説 入試頻出英語標準問題1100』(桐原書店)ができるならやってね、と話しています。
そんな話をしたら、さすがですね、早速問題集を買って黙々と始めた子がいます。
その子自体は非常に快活な子でもあるので、僕にも報告がてら「これ買いに行って、早速やってるんですよ~。まだ全然進んでないですけど」と言ってくれました。
こんな状況になると周りの子も反応します。
まだ買ってない子は「どんな感じの本なん?」と興味深く見始めます。
そして問題部分がそれほど分厚くないことを確認すると、「これなら十分できそう」と思い、また買いに行きます。
そして誰か1人でもちゃんと黙々と始めると、あとはもう強いですね。
それが良い意味で伝染し、次から次へとやっていきます。
これが少人数の塾のいいところでもありますね。
そして、こういった子たちがたくさんいる可能性が高いのが進学校の良いところでもあります。
『全解説 入試頻出英語標準問題1100』(桐原書店)に関する詳細説明は別記事でしているので、それはそちらを参照して下さい。
そして見に行き、できそうだったら是非やってほしいと思います。
なんとか高1のうちに『理論系』のところを1周、高2のうちに全分野を2周もすれば、だいたいの文法知識は入っているはずです。
あとは高3で志望校に応じて、学力に応じて見ていけば、十分英文法に関しては卒業と思っていいと思います。