今回は僕が担当するある生徒の話を書いていこうと思います。
そこで今回は『本当に歩みたい人生を歩むために成し遂げたいこと』について書いていこうと思います。
●親の幸せとは何か?●
夏前にも高3生との面談はしていったのですが、また別に面談を実施しています。
中にはこれが初めての面談の子も多いので、そういった子にはいろんな情報をもらいながら、僕の直感も含めて判断をしていきます。
そんな1人の悩ましい想いを持った生徒と面談をしました。
この子は国公立医学部を目指すクラスにおり、実際に志望も国公立医学部だと言っていました。
ですが、この面談のときに生徒が口にした言葉は全然別のものだったんです。
『正直、医学部志望で良いのか本当に悩んでいます。
(教科としての)社会が好きで、どっちかと言えば文系っぽいんです。
それにお母さんが医者になってほしいって思ってるから僕もそれを叶えたいと思ってここまで来たんですけど、本当は違う仕事がしたいと思ってます。
このことを父親に話したら、父親は「好きなようにすればいいじゃないか」と言ってくれました。
でも今から文系に変わるのも大変だし、お母さんが思ってる思いも叶えたいし、正直どうしていいかわからないんです。』
こういった話です。
ここで僕はシビアながらも、「今思う本当にしたい仕事とは何か?」「本当に文系に行かなければダメなのか?」という話を聞いていきました。
それ以外にも、僕が友人などから聞く就活での話、僕自身が体験した就活の話、実際に業界で働いている人から聞いた話など、様々な話をしていきました。
その中でこの子が落ち着いた着地点。
「もし母親に言って許してもらえるなら、自分の想いを叶えたい」というものでした。
業種にして「商社」に行きたいんですね。
正直言ってかなり大変な業種を志望にしていると思います。
さらには入るためには大学時代にやっておくべきことだってあります。
それをちゃんとやっていくだけの気合いはあるのか、そして確実に目標達成できるのか、問題は多々あります。
もちろん今年も受験はしますが、文系で、となると非常に厳しい闘いが待っています。
かといってこの子の場合、理系で行くのも大変な状況を抱えているだけに、現状では文系になった方が少しはマシなんですね。
ただそれでも浪人する可能性は大きく秘めています。
仮に浪人したとしても、1浪で決めることができれば問題ありません。
でもこれが2年とかになってしまうと本末転倒になりかねません。
いろんな状況を考えても、やはり厳しい状況が待っているんですね。
それでも本人はこの厳しい道を歩む決断をしました。
その子からすれば、
『残りの数ヶ月必死になれなくて、どうして自分の大きな目標を達成できるんだ』
『仮に延びたとして1年以上もある期間、いやそれでも1年ほどの期間、頑張れなくてどうしてその先頑張れるんだ』
『親が喜ぶ仕事も大事だけど、自分が本気でしたいと思う仕事をやっぱりしたい』
なんてことを思ったんだと思います。
僕は決して親ではないですが、その立場ながら勝手に思っていることがあります。
『親が喜ぶのは、子供がしたい仕事をして、幸せにそして無事に暮らせていることではないのか?』と。
こんな想いのもと、その子は母親と話したんですね。
そうしたら将来に対するビジョンも以前よりもはっきりしているためか、納得してもらうことができました。
そして今度は僕にその報告と、これから何をしていくべきか、大学に入った後に何をやっていくべきなのかなどを聞いてきました。
もちろん僕に答えられる範囲のことを答えたつもりです。
それに友人にもこの業界の人間はいます。
そういった人間とつないであげることもできると思います。
こんな厳しい時期に自分の想いを貫く覚悟ができたんです。
僕も最大限応援していきたいですね!
そこで今回は『本当に歩みたい人生を歩むために成し遂げたいこと』について書いていこうと思います。
●親の幸せとは何か?●
夏前にも高3生との面談はしていったのですが、また別に面談を実施しています。
中にはこれが初めての面談の子も多いので、そういった子にはいろんな情報をもらいながら、僕の直感も含めて判断をしていきます。
そんな1人の悩ましい想いを持った生徒と面談をしました。
この子は国公立医学部を目指すクラスにおり、実際に志望も国公立医学部だと言っていました。
ですが、この面談のときに生徒が口にした言葉は全然別のものだったんです。
『正直、医学部志望で良いのか本当に悩んでいます。
(教科としての)社会が好きで、どっちかと言えば文系っぽいんです。
それにお母さんが医者になってほしいって思ってるから僕もそれを叶えたいと思ってここまで来たんですけど、本当は違う仕事がしたいと思ってます。
このことを父親に話したら、父親は「好きなようにすればいいじゃないか」と言ってくれました。
でも今から文系に変わるのも大変だし、お母さんが思ってる思いも叶えたいし、正直どうしていいかわからないんです。』
こういった話です。
ここで僕はシビアながらも、「今思う本当にしたい仕事とは何か?」「本当に文系に行かなければダメなのか?」という話を聞いていきました。
それ以外にも、僕が友人などから聞く就活での話、僕自身が体験した就活の話、実際に業界で働いている人から聞いた話など、様々な話をしていきました。
その中でこの子が落ち着いた着地点。
「もし母親に言って許してもらえるなら、自分の想いを叶えたい」というものでした。
業種にして「商社」に行きたいんですね。
正直言ってかなり大変な業種を志望にしていると思います。
さらには入るためには大学時代にやっておくべきことだってあります。
それをちゃんとやっていくだけの気合いはあるのか、そして確実に目標達成できるのか、問題は多々あります。
もちろん今年も受験はしますが、文系で、となると非常に厳しい闘いが待っています。
かといってこの子の場合、理系で行くのも大変な状況を抱えているだけに、現状では文系になった方が少しはマシなんですね。
ただそれでも浪人する可能性は大きく秘めています。
仮に浪人したとしても、1浪で決めることができれば問題ありません。
でもこれが2年とかになってしまうと本末転倒になりかねません。
いろんな状況を考えても、やはり厳しい状況が待っているんですね。
それでも本人はこの厳しい道を歩む決断をしました。
その子からすれば、
『残りの数ヶ月必死になれなくて、どうして自分の大きな目標を達成できるんだ』
『仮に延びたとして1年以上もある期間、いやそれでも1年ほどの期間、頑張れなくてどうしてその先頑張れるんだ』
『親が喜ぶ仕事も大事だけど、自分が本気でしたいと思う仕事をやっぱりしたい』
なんてことを思ったんだと思います。
僕は決して親ではないですが、その立場ながら勝手に思っていることがあります。
『親が喜ぶのは、子供がしたい仕事をして、幸せにそして無事に暮らせていることではないのか?』と。
こんな想いのもと、その子は母親と話したんですね。
そうしたら将来に対するビジョンも以前よりもはっきりしているためか、納得してもらうことができました。
そして今度は僕にその報告と、これから何をしていくべきか、大学に入った後に何をやっていくべきなのかなどを聞いてきました。
もちろん僕に答えられる範囲のことを答えたつもりです。
それに友人にもこの業界の人間はいます。
そういった人間とつないであげることもできると思います。
こんな厳しい時期に自分の想いを貫く覚悟ができたんです。
僕も最大限応援していきたいですね!