野依先生の「国を背負っていく義務がある」という言葉に応えられるか | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

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中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

国を支えるほどの仕事をしている友人もいます。


そこで今回は『野依先生の「国を背負っていく義務がある」という言葉に応えられるか』について書いていこうと思います。

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●ノーベル化学賞受賞者野依先生の言葉●
昔、2001年に「キラル触媒による不斉反応の研究」でノーベル化学賞を受賞した野依良治さんに『君たちは将来国を背負っていく義務がある』と言われたことがあります。


これは野依さんがノーベル化学賞を受賞し、講演をしに来て下さったときに言われた言葉です。


様々な講演依頼があったそうですが、出身高ということもあり、優先的に来てくださいました。


「詳細な内容はまだわからないと思うけど、一応ノーベル賞を何でとったか説明しますね」と軽く内容説明をしてくれました。


案の定全くわからなかったことを覚えています(笑)


まぁそれはいいとしても、この『君たちは将来国を背負っていく義務がある』という言葉は、今でも僕の胸の中にしっかり残っています。


なぜか僕はこれをたびたび思い出すのですが、そのたびに「本当に今の自分は国を背負っているのだろうか?」と思ってしまいます


以前も書いたように、講師という仕事は『監督・コーチ・サポーター的な存在』であり、決して自分が目立つ仕事ではないと思っています。


まぁ中には生徒を主役にせず、自分ばかり目立っている残念な講師もいますが…(笑)


そう考えると、決して「国を背負っている」とまでは言えないような気がしてなりません。


いや確信を持ってそう思います。


もちろん国の背負い方にも様々あると思います。


同級生の中には、大学で研究職として働いている人、弁護士、裁判官、医師…などなど様々な職業の人がいますが、こういった人たちは「有資格者」や「日本最高峰の教育機関での未来を担う研究者」です。


自分の職業と比較するのもどうかとは思いますが、僕の職業よりも『国を背負っている』ような気がします。


別に自分自身の職業を恥じているわけではありません


ただ『将来国を背負っていく義務がある』という言葉に応えるには、まだまだ自分の仕事の仕方は足りていないと思うのです。


僕の根本にあるのは『より良い教育環境を提供したい』という想いです。


答えは見つかっていませんから、まとまりのない文章になってしまいますが、『より良い教育環境を提供する』ということがちゃんとできれば『国を背負った仕事』ができていると考えてもいいのかなとも思ってしまいます。


しばし悶々と考えていく必要がありますね。


『国を背負った仕事』ができるように、考え抜いていく必要があります。