自分の勉強に100%集中できる日々を最大限に活用する | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

だんだん模試も近づいてきました。


そこで今回は『自分の勉強に100%集中できる日々を最大限に活用する』ということについて書いていこうと思います。

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●スピード感と作業量を徹底的に意識する●
河合塾が行う全統マーク模試が近づいてきましたね。


僕が担当している生徒も多々受験していきます。


高3生、浪人生ともに第2回目ということで、第1回目よりも強い気合いが入っていると思います。


僕は英語なので、英語に関して書いてみると、正直今のマーク模試(センター試験形式)はあまりテクニックと言えるようなものはないように思います。


もちろん、第1問の発音・アクセントは出やすい語句はありますし、第2問の整序英作文でも頻出ポイントもあります。


第4問のグラフ・ビジュアル系の問題に関しては昔から長期間形式が変わっていないこともあり、苦手にしている場合は昔のものまで演習を積むのに過去問が有意義だと思います。


第5問は様々な形式で出題されていますが、「最初に間違った肯定をしていて、後から修正をかけていく」というのがよくあるパターンであるように思います。


第6問は「パラグラフ毎のテーマ・主張」を意識して選択肢を見ていくと効果的に選んでいけると思います。


第3問はどうしても『抽象→具体』という流れであったり、『対比』であったりと、「論理関係」を意識して解いていくことになるので、苦手にする子が多いと思います。


ただこの第3問が苦手な場合はひとまず、ここ以外の長文問題、つまり第4~6問の正答率を上げていくようにしていくべきだと思います。


さて英語の話はおいといて本題に帰りましょう。


このようにマーク模試など模試が近づいてくるとよく言われることがあります。


「この模試でだいたいの方向性が見えてくるぞ!」という話ですね。


こういった話をしていることが影響してか、一生懸命マーク模試に向けての勉強をしている姿を目にします。


確かにこういった頑張りというのは大事ですね!


たいていの子は補習などの授業を除いて学校の授業もなく、ほぼ100%自分の勉強に集中できる環境にあると思います。


余計な、無駄な勉強をすることなく、ひたすら入試のため、模試のために勉強していくことができると思います。


正直これほど長期間自分の勉強に集中できる期間というのは、最初で最後だと思います。


だからこそ、この期間を有意義に過ごすことは非常に重要になってくるわけです。


そこでちょっとした知恵ですが、人間は『朝起きてすぐに行う作業量とスピード感が1日の活動に大きな影響を与える』という特性を持っているようです。


そこで僕がよく生徒に言うのは、「まず朝起きたら簡単な計算を大量にこなすなりして頭を働かせていこう」ということです。


もちろん暗記系を寝る直前にした場合は、起きた直後に同じ範囲を確認することが有意義とされていますから、まずはそれをすればよいと思いますが、それが終わった後の1番手は確実に上記に示したような『スピード感の出る作業』ですね。


せっかく模試が近づいてきているんです。


『起きた直後の時間の活用』を意識して、1日を有意義に暮らしていきたいですね!