英文解釈をやってみよう!(8)~解説編~ | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

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中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

さて前回の英文解釈問題(8)の解説をしていきましょう! 


今まで同様、難関大志望者用に簡略な解説をしていきますね。


なので、もし解説でわからない部分がある場合は、どうぞ、このブログのメッセージやFacebookのメッセージ機能から送って頂ければと思います!


なお、[  ]は名詞のカタマリを、(  )は形容詞のカタマリを、<  >は副詞のカタマリを表しています。

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●解説●
It was a <truly> awful sight[to watch the numberless little wooden houses catching fire <one after another>, and flaming up <like so many match-boxes>].


Itが仮S、wasがV2、a ~ sightがCとなっており、to watch ~ match-boxesが真Sとなっている。


ここで読解のポイントとしては『(強調構文を除いて)前を指さないitを見たら、後ろにto不定詞・that節・wh-・how・ifを探せ!』というものです。


英語を得意にしていくにはこういった『先読み』の要素を増やしていくことが絶対に必要になります。コツコツ増やしていきましょう!


次に、”to watch ~”部分は、watchがV5、the ~ housesがO、catching ~ and flaming ~がCとなっており、”watch O doing ~”で「Oが~しているのを見る」という意味である点にも注意しよう。


つまり、"doing ~"があるからといって、決して前の"the ~ houses"にかけてはいけない点に注意。


このように「知覚動詞」はまず第5文型だと予想して読んでいくようにしていくことが重要


なお、"one after another"は「次々に」であり、"like so many ~"は「さながら~のように」という熟語である点に注意しておこう。



●全訳●
無数の小さな木造の家が次々と火がついて、さながらマッチ箱のように燃え上がっているのを見ることは、本当に恐ろしい光景だった。