理不尽な学校の先生の被害者となってしまった生徒を救う | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

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中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

以前面談した生徒から相談を受けました。


そこで今回は『理不尽な学校の先生の被害者となってしまった生徒を救う』ことについて書いていこうと思います。

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●悲しき進学校の先生からの学び●
以前ある生徒と面談をしました。


それ以来、僕のことを慕ってくれているのか、よく相談をしてくれるようになっています。


僕自身もそうだったのですが、進学校の先生が必ずしも良い先生とは限りません


本当は生徒のポテンシャルが高いがゆえに実績を出しているのに、学校の先生が「この実績は俺たちのおかげだ」と勘違いしている場合も多々あります。


実際に塾や予備校側で授業をしていて、相談に乗っている身からすれば、むしろ逆の場合が多いのです。


「あの学校の先生、本当に終わってるんだけど、授業聞かなあかんのか?」なんてことはよく言われる話です。


もっと言えば、学校の先生がもっと良い先生たちばかりであれば、もっと凄まじい実績を出せるにも関わらず、学校の先生がしょぼいせいで、ポテンシャルが本来高い生徒のやる気を低下させ、悪循環になっていることも多いのです。


まさに今日はそんな相談を受けました。


ある高校の数学の先生が、変に意地になって大学の数学を授業で扱っているようです。


この先生は恐らく理学部数学科卒の先生なんでしょうね。


数学の本質、高校数学では触れることが本来できないレベルを触れることに快感を覚えているのでしょう。


でも、問題なのは、このような授業をやっている動機なのです。


実はこの先生は昔予備校で授業を担当していたらしいのです。


そのときに自分はパッとせず、予備校でやっていくことが難しくなった。


そのときに予備校で自分のライバルとして(相手はライバルとは思ってないと思いますが…)やっていた講師が今も現役で活躍している。


そして、その予備校の先生のことを気に入っている生徒たちがかなりの数、自分の学校の中にいるという現実がある。


こんな流れにより、自分自身はその予備校の先生を妬み、大学の数学をやって自己満足感に浸っているのです。


でも、単なる自己満足で終わっているのなら全く問題がありません。


何より大きな問題なのは、昔自分が負けた先生に習っている生徒を目の敵にし、疎外感が出るように仕向けていることなのです。


正直悲しいですね。


一体この人にとって生徒とは何なんでしょう? この人にとって教育とは何なんでしょう?


同じ教育に携わる者としては悲しみしかありません。


でもこういった先生がいる事実は変えようがありません。


僕たち塾講師・予備校講師はこういった先生の被害者となってしまった生徒を救うべく頑張っていきたいですね!