心に響かない多浪生 | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

この記事でマイナスのことは書きたくないのですが、どうしても解せないので、僕の心情を表したものだと思って許して頂ければと思います。


そこで今回は『心に響かない多浪生』について書いていこうと思います。

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●いつになれば自覚を持つのか●
この記事でマイナスのことは書きたくないのですが、どうしても解せないので、僕の心情を表したものだと思って許して頂ければと思います。


僕は国公立医学部や私立医学部など医学部医学科に行きたい子たち対象のクラスも多々担当しています。


正直、私立医学部対象の予備校というのも非常に高い授業料をとっていますし、私立医学部の受験自体も信じがたい金額がかかってきます。


だからというわけではないでしょうが、しっかり生徒の出欠や成績状況を管理していく中で、生徒はサボることもなくマジメに来てくれています。


そんな中、国公立医学部志望の子の中には「何を考えてるんだ?」と言いたくなる子たちもいます


医学部志望者を対象としていると、必ずしも1浪や2浪ばかりではないのです。


4浪、5浪、それ以上の浪人年数と様々な子たちがいます。


もちろん中には志望が高いがために何年も浪人している子もいますが、「この子が浪人を重ねているのは当たり前だな。いつまで親に迷惑をかけ続ける気なんだろうか…」と思う子もいます


予備校が始まって最初の2~3週間はまともに来る。ただし授業中にすでに寝ていたりする。


さらに時間が経過すると、予備校内には来ているのに、授業には全く出なくなったりする。


もちろん、講師全員がそれほど無意味な授業を提供してしまっているなら、それは非常にマズイ事態ですが、それは考えにくい。


すなわち、その子が自ら望んでサボっているということになります。


それも悲しいかな、自分が苦手としている教科の授業には来ないというのが定番となっています。


こういった子はいつ気付くんでしょうか?


中には踏み込んで話に行く先生もいます。でも実際には何も変わらないのです。


そしてまた1年、2年と経過していきます。


正直悲しすぎます。


なぜこうなってしまったのか。なぜ弱点と向き合って先へ進もうとしないのか。


なぜそこまで親に対して迷惑をかけ続けることができるのか。


そして、なぜそんな子供を親は許し続けるのか。



すべてにおいて疑問が尽きません。


正直言って、この程度のことでつまずいているのであれば、実際に医者になれたとして、そのときに出くわすであろう苦難に立ち向かうことができるのでしょうか?


やはり逃げ込んでしまうのでしょうか?


一生のうちの1年間だけでいいから本気で楽しい生活を犠牲にして、徹底的に勉強に打ち込む。


そのような瞬間を受け入れることができずに、これから先どんな難関を切り抜けることができるのでしょうか?


これに対処することができない自分の無力さを感じますね。


まだまだ精進が必要ですね。