平均と自分の差から正しく自分の指針を見つける | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

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中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

受験生によってはマーク模試以外にも徐々に記述系模試が返ってきた人も多いと思います。


そこで今回は『平均と自分の差から正しく自分の指針を見つける』ことについて書いていこうと思います。

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●そこそこの平均点の問題が重要●
マーク模試の場合は見た瞬間点数がわかるので、非常に弱点把握がしやすいですよね。


つまり、模試が『自分の弱点を認識し、それを克服するきっかけ』になってくれるわけです。


その一方で記述模試はなかなかこんなわけにはいきません。


記述模試の中にある記号問題の正解・不正解は確認できるでしょうが、記述部分は非常に難しいと思います。


特に言語系の教科は自分でチェックできないことも多いと思います。


そうすると、どうしても結果が返ってきてからの分析になってしまうんですよね。


正直、これはこれで仕方ないですし、結果が返ってき、自分の位置が把握できてから見直し期間を設けて、確認していけばよいと思います。


さてそこで「何を見るのか」ですね。


もちろんここは講師によって意見が違うでしょう。


ただ僕がまず思うのは、『全国平均と自分の点と差の確認をすべきだ』ということです。


難しい模試などを受けると、大問当たりの平均点が非常に低い問題があると思います。


例えば50点満点なのに、平均点が10点とかいう問題ですね。


このような問題の出来・不出来の確認はひとまず置いておいても良いのではないかと思います。


でも中には難しい模試ながら50点満点で、平均点が25点くらいあるものもあると思います。


そういった問題を見て自分がどれくらいの位置にいるのかを確認していくことは重要だと思います。


もしこのような問題で自分の点が30点くらいなら、「出来ていないわけではないものの、もっととれるはず!」と思って強化していくのも良いでしょう。


逆に10点くらいしかないなら「今回たまたま間違えて…」なんて言い訳は置いておいて、何よりも先につぶしていく必要があると思います。


最もしてはいけないことは『自分の弱点から目をそらすこと』だと思います。


まず平均点と自分の得点を比較することで自分の強化ポイントを把握し、それに基づいて勉強を進めていくことが重要だと思いますね!