1日の小さな目標を決めて、達成できれば自分にご褒美を与える | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

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中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

長期計画の目標達成をしていくことはなかなか大変だと思います。


そこで『1日の小さな目標を決めて、達成できれば自分にご褒美を与える』について書いていこうと思います。

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●『ご褒美』という発想の重要性●
長期計画の壮大な目標を達成するためには、必ずコツコツとした毎日の前進が必要となってくると思います。


ただ長期計画そのものが壮大であればあるほど、日々の前進の量が大きくなるか、かかる日数が増えるかするので、非常にシビアな話となってきます。


さて、そこでどのようにして長期計画の目標を達成していけばよいでしょうか?


それはシンプルに『1日の小さな目標を決めて、達成できれば、自分にご褒美を与える』ということです。


僕の友人に医師国家試験を受ける年、つまりは大学6回生のときに日々8時間勉強している人がいました。


逆に言うとこれ以上は絶対に勉強しないと決めていたようです。


もちろん大学があるときは無理ですが、朝からずっと勉強できる環境の場合は、まず起きてからひたすらに8時間勉強します。


そうすると、その後は何をしてもよいというルールを自分に設けていました。これが『ご褒美』に相当する部分ですね。


先日記事にしたように、何時間勉強するかが重要なわけではないと思います。


本当にみっちりと8時間勉強できるのであれば、日々相当な勉強量になっていくと思います。


そして僕が思うに、その友人は常人の3倍くらいの速さで物事を処理できる人物なので、なおさら十分すぎるわけです。


それはいいにしても、この「8時間勉強すればあとは何してもよい」という『ご褒美ルール』が本人の日々の努力の励みになっていたことは言うまでもありません。


8時間の勉強の後はどんだけ遊ぼうが酒を飲もうが関係ないのです。


その代わり、そこでの疲れを理由に次の日に8時間の勉強をサボったりはしません。


こうやって自分を律した結果、当然の如く医師国家試験を突破していきました。


でもこれは何に対しても言えることだと思います。そしてどのようなご褒美でもいいと思います。


やはり人間は誘惑に弱いものだと思います。


ちょっと魅力的なものがあると、すぐにそっちに気がいってしまいがちです。


でもその魅力的なものを1日の努力に対するご褒美と捉え、まずはストイックに日々の目標達成を行っていく


その後は個人個人で決めた、自分にとっての『ご褒美』を堪能する


このような繰り返しによって確実に日々目標達成のために歩んでいけるわけです。


もちろんこの習慣はすぐには身に付きません。


おそらく1ヶ月くらいは人間の性質を考えてもかかると思います。


でも身につければ強いと思います。


さぁ1日の『ご褒美』を自分で決めて歩んでいこうじゃないですか! あっでも目標達成のための努力なしのご褒美はダメですよ~(笑)