良きライバル集団を作り、自分のレベル上昇を加速する | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

以前、『自分の目標を明確にすれば、良き仲間を獲得することができる』という旨の話を書いていきました。


今回は少しそれに関連して『良きライバル集団を作り、自分のレベル上昇を加速する』ということについて書いていこうと思います。

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●同じ意志の集団を形成し加速する●
僕が通っていた高校は確かにかなりの進学校であったのですが、それほどライバル同士が集まって勉強するということはありませんでした。


その一方で、僕が非常に好きなある高校は正反対なのです。


『自分よりできる奴もできない奴もみんなまとめて、同じ意志なら一緒に勉強していく』というところなのです。


つまり「勉強する」と決めたら、その子たちが集団で集まって、切磋琢磨して勉強していくわけです。


例えば、この子たちが同じ自習室に入ったとします。


そこで誰かが自習室内で寝てしまっていたとします。


そうすると、後で「お前は何のために自習室に入ってんねん!」と成績など関係なしに叱咤激励するわけです。


このようにして『俺たちは同じ意志の集団だ、という結束を高めていく』わけです。


個人的にはこの集団が大好きです。


志望校やレベルといった指標を飛び越えて、同じ意志なら結託する


これは非常に面白いものがあります。


実際に、このような集団内にいると、強制的にでも周りの流れに乗ることになります。


その結果、講師の側が予期していないほどの速さで成長していく子も生まれてきます


こういったシーンを見ているとしみじみ思います。


「このような『意志の集合体』を作れるからこそ、この高校のレベルは高いんだな」という印象を持ちます。


そして、このような実感があるからこそ、他の生徒たちにも同じような環境に入ってほしいと思います。


そうすることによって、同じ意志の集団として強固な連携をとることができます。


さらに、その勢いに任せて自分のレベル上昇を加速させることもできると思います。


もちろん、集団の中にいるだけで何もしなければ、伸びる気しかしませんからそれはダメです。


しかし、すでに大きな流れのあるところに乗ることによって、自分自身も良い流れに乗れると思うのです。


僕の生徒はもちろんのこと、勉学に励む人にはこのような意志集団を形成してほしいと思いますね!