リーダーこそ先頭を走る重要性 | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

非常勤講師とは言ってもやはり教育者の1人であることに変わりはありません。


そこで今回は『リーダーこそ先頭を走る重要性』について書いていこうと思います。

$『教育』に生きる! 京大卒・非常勤講師が、グローバル化社会を「自力本願」で生き抜く人材を本気で養成するブログ


●講師は『監督・コーチ』という存在だという認識●
講師とは一体どのような存在でしょうか?


僕は『講師はスポーツで言う監督やコーチの役割だ』と思っています。


サポーターやファンと言ってしまうとさすがに遠すぎるかなと思いますが、決してプレーヤーではないですよね。


プレーヤーはあくまで講師ではなく、生徒の方です。


最終的にどのような結果を残すかも生徒によるところが大きいところもプレーヤーという点と似ていると思います。


さて、じゃあプレーヤーはむちゃくちゃ質が高いが、監督やコーチの質がかなり低い場合どんな結果が待っているでしょう?


確かに、プレーヤーの質が高いことによってある程度の高い成績を残すことはできるかもしれません。


これは「生徒たちがお互いに努力し合った結果、良い結果(=成績が伸びる、合格するなど)になる」ということを意味します。


しかし、実際には「これだけ質が高いプレーヤーばかりなのに、なぜこんな情けない結果なんだろうか?」ということも十分に起こりうるわけです。


ここから『監督やコーチ(=講師)に求められている役割』がわかってくると思います。


つまり、監督が采配を振るい、良い結果へ導くために戦略を考えたり、選手起用を考えるように、生徒の采配を振るう必要があります。


また、コーチが悩んでいるプレーヤーの弱点や問題点を指摘し、修正する手伝いをするように、生徒の弱点や問題点を修正する手伝いをする必要があります。


実際に講師として現在活躍している人やこれから活躍する人は、もともと学生・受験生という名のプレーヤーだったわけです。


スポーツの世界でもそうであるように、決して良いプレーヤーが良い監督・コーチになるとは限りません。


その逆も然りですね。決して良いプレーヤーでなくても、監督・コーチになったら素晴らしい人もいると思います。


ただ、受験の業界はしっかり学歴主義の世界です。


なので、講師になる人はある程度生徒や親御さんからの信頼獲得のため、世間で言う『良い大学』『難関大学』というところに行っている方が良いと思います。

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●素晴らしい講師像はいかなるものか●
ではどのような監督・コーチが素晴らしいのでしょうか?


これに対する一般的な解答を出すことは非常に難しいですよね…。


ただ講師という名の監督・コーチである以上は、『生徒からの信頼を得、どのように勉強していけば良いかの指針を示し、生徒を管理する中で弱点を指摘し改善できる力を持っている』必要はあると思っています。


さらに言えば、このような存在になるためには『講師自らがリーダーとなり、先頭を走っていく』ことが重要だと思います。


教科指導や進路指導のみならず、一見受験とは関係ない知識のように思える知識も学んでいくというように、『真のリーダー』としての要素が非常に重要だと思います。


学生は多数の教科を勉強しなければならない環境にいます。


その代わりではないですが、監督・コーチ自らが継続して学び、その姿を生徒にも見せることで信頼を勝ち取れることも多いと思います。


しっかりと自分も様々なことにアンテナを張り、一生懸命学んでいきたいと思います。