ダンナっちの好調ぶりを書いたのですが。
じつはあの後、一波乱ありました。
6時半、起床と同時に、バイタルと酸素を計りに、
看護師さんが来てくれたのですが。
あれ?いつもは98とかある酸素濃度が
今朝は88しかない。
看護師さんが「苦しい?」と聞くと
「苦しい」と答えた為、酸素吸入をすることになりました。
しかーし!
しっかり目覚めたダンナっち、
なんじゃこりゃ~!!とお怒りモード。
事情を話したけど、「オレは聞いてない!」と
つけていた吸入器は外すし、
出てきた朝食を拒否る!
オレは断じて食べないぞー!と
口を結んだままひらきゃしない。
今朝は昨日面会に来て下さった、
大事な友人のお母様の差し入れのお寿司もあったので
一緒に食べよう♪と誘ったのですが、それでもダメで…。
しまいには「もうご飯は食べない!」
「オレはこのままでいいんだ~!」
「お前はウルサイから帰れ!」
と言い始め。
ここで、鬼嫁のどか登場!
何がいいんじゃ~ワレ~!
ここまで心配かけておいて、何がウルサイだ~!
帰れと言われたって帰らないからね~!
男なら根性みせて、言ったことは貫かんかーい!!
はい、鬼嫁デス。
心配した看護師さんも「大丈夫?無理なら一口でいいよ」と
言ってくれたのですが。
のどかの「甘えてるだけですっ!大丈夫ですからっ!」
という迫力に、下がってしまいました…。
スミマセン、鬼嫁で。
でもこのお寿司だけは、絶対に食べてもらいたかったんです。
差し入れて下さった方、じつは今年の1月に
大事な愛息子さんを、骨肉腫で亡くされてます。
それでも前向きに明るく、我が家を全身全霊で
励まし続けて下さる方。
主人の事「長男だと思っているからね!」
「絶対に大丈夫!元気になるよ」と励まして下さる方。
そして何よりも、「亡くなった彼の分までオレは生きる」
とダンナっちも言っていた。
だからこんな事で挫けてほしくなかったし
お母様からいただいた御寿司には
たくさんの愛情が詰まっているから、
一口でも多く食べて欲しかったんです!
のどかとダンナっちの闘いは1時間続きました。
勝者!の~ど~か~!!
一口御寿司を口に入れ、様子を見ていたら。
あ、ダンナっち口を開けた♪
もう一口ということね♪
ということを重ね、気がついたら8貫食べてました。
え~っと…。
のどかの分は!?
ぜーんぶダンナっちのお腹の中に入っちゃいました。
まぁいっか~♪
そして御寿司だけでは足りず、
結局病院食のお粥も3分の2食べて、朝食は終了。
よく食べてくれました。
その後清拭して少し休憩して
10時すぎにおやつとしてハーゲンダッツを1カップ食べました。
今は大人しく酸素吸入をしながら眠ってます。
鬼嫁ですが、娘っちにも「怖っ!」て言われますが、
愛情あってのことですよ~。
