湯治記 | 生存率5%にかけた夫婦の闘病記(二人三脚で病に打ち勝つぞ!)

生存率5%にかけた夫婦の闘病記(二人三脚で病に打ち勝つぞ!)

32歳で自分の腎臓癌が見つかり、手術も成功してホッとする間もなく
今度は最愛のダンナさんにスキルス胃癌が!!
2年1ヶ月の闘病を終え、ダンナさんは旅立ちました。
ダンナさんとの想い出と1人娘との生活について書いてます。

最近暗めのブログが多いので、

楽しかった話題もひとつ。


先週19日~22日まで

山梨県に湯治に行ってきたのどかとダンナっち。


湯治の場所は山梨県北杜市にある「増富温泉」



生存率5%にかけた夫婦の闘病記(二人三脚で病に打ち勝つぞ!)


中央道の須玉ICから30分くらいの

山間の集落にある温泉です。


山間の町営温泉なのに、すごい人、ひと、ヒト。


地元民から県外ナンバーの人まで。


畳敷きの広間は休憩室になっているけど、

オープンと同時に入らないと、

座る場所も寝る場所も確保できないほどでした。


温泉は27、30、35、37度の源泉と

薬湯と湧き水を使った沸かし湯がありました。


この源泉、元々冷泉なのですが、

ゆっくりつかっていると、不思議とポカポカしてきます。


1日おちょこ2杯までは飲泉可なので飲んでみましたが、

めちゃマズ。


たとえるなら、お砂糖が少し入った血液みたいな・・・www


飲むと免疫機能に効果ありなんだとか。


4日間通った事もあり、最後はフロントの方と仲良くなり、

ダメもとで温泉の持ち帰りはOKか聞いたら、

なんとOKなんだとか。


浴槽の温泉注ぎ口から直接汲めるとのことで、

ペットボトル(2リットル)に入れて持ち帰りをしました。


こちらの温泉、免疫機能改善に効果ありなのですが、

それだけでなく、肌にもすごく良くて、

パックに温泉を含ませて使うと、

すごーくしっとりします♪


4日間入った最終日にはお肌つるつるになりました。


こちらの温泉町営なのですが、

みなさん仕事熱心な方ばかりで、

館内でお餅をついて販売したり、

近くの山で摘んだ野草を使った食堂のメニューがあったり、

温泉についての説明の書類が置いてあったり。


月に1回は近くの中国医学の先生が来て、

講演や講習会も行なわれているみたいです。


のどかは食堂がとても気に入りました。


多くの温泉では出来合いのご飯、冷凍食品を食堂で出し、

お客様の健康というよりは、営利優先ですが。


こちらはせっかく温泉で健康になってもらうのなら、

食事だって大切にすべきだ、という考えから、

食堂で使う野菜は、基本的には施設近くの畑で採れた

無農薬野菜を使っていたり、

地のものを使っていたり。


免疫学で有名な安保先生の教えを基にして、

酵素たっぷりのメニューがあったり。


そしてどれもホッとする味で美味しいんです♪


こちらが摘み草天ぷらご膳


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こちらが野菜ジュース
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料理も人の温かさも満足な温泉でした。


また治療の合間をぬって、行きたいな~。