それが『No No Girls』でした。
2023年末はPRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS(日プ女子)というサバイバルオーディションにハマっていました。
2024年末は『No No Girls』というオーディション番組にハマりました。
たった一年間の違いですが、そこに壁があります。
アイドルというコンテンツか否か、そこには大きな壁があります。
容姿に重視を置くアイドルというコンテンツ。
そこに疑問を呈する機会が自分にとって2024年という一年間だったような気がします。
正直その考えが、時代と共に上手く進んでいるとは思いません。
自分も根本がアイドルオタクなので、【可愛い稚拙からの成長】を今でも楽しんでいます。
そんな自分に、至近距離から120%の力でブン殴ってきたのが、昨晩行われた『No No Girls THE FINAL』公演でした。

端的に言います。そこにあったのは完璧に作り上げられたステージでした。
オーディションに合格する前の、まだ一般人の彼女達が作り上げるステージ。
オーディション不合格すらも全員登場し、完璧に作り上げたステージ。
歌・ダンス・表情・衣装・小道具・照明・音響・特効・演出。
そして、ステージという神聖な空間に立ち向かう彼女たちの姿。
それは華があり、そして美しい。
一つのステージに人生の全てを注ぐ。
その意気込みに100%答える運営。
正直こんな衝撃的なライブに次また出会うのは、何年後になるのか。
合否の結果!?
それは、個人的には、妥当な結果だと思いました。
ステージには魔物が居ます。
その魔物に勝てなかったのが不合格者の人達でした。
魔物に屈したゲストも居ました(その話はやめよう)
あの日、あの場所で、輝け無かった運命。
時と場所が違えば。というのは無粋でしかありません。
そこに人生の難しさを感じました。
大人(おじさん)になったから解ります。
人生の需要な場面で何かを発揮出来るか、否か。
人生の縮図がそこにありました。
そんな物を肉眼で確認できる距離で見たら、終演後にどっと疲れが訪れますよ!
普段ファミリー席(隠語)で、ぬるま湯に浸かって居る自分がずっと立って閲覧していた。その事実を抜きにしても、情報量の多さに疲れてしまいました。
心はワクワクしているのに身体は疲弊している。
同行者は言いました「正直ムカつくまである」
解ります。
だって、こんな素晴らしいコンテンツが終わってしまったんだから!
アイドルの卒コンに近い?いや、これはもう解散ライブコンサートですらある。
気づきました?
ここまでネタバレが無いんですよ!
それでもここまで文字が動いています。
「熱量は文字数」
仮にノノガを全く追って居ない人が昨日のファイナルを見ても、見たとしても、正直何かを感じると思います。
それは、ちゃんみな・日髙光啓(SKY-HI)両人が頭に居るのが大きい思います。
だからこそ、合格者も・不合格者もこんなに輝くオーディション。こんなに輝くステージ。こんなにも輝くコンテンツになったんだと思います。
そんなオーディションはこの先も無いと思う。
個人に負荷をかけ、何かに期待するオーディションがあっても良い。
その解りやすさを排除して、あんな素晴らしいコンテンツを作り上げた。
個人が持っているエンターテイメントの素質を伸ばすオーディション番組『No No Girls THE FINAL』を観よう!
映画は映画館で観るのが良い。
ライブは現場で観るのが良い。
現場と映像では感じ方が違うとは思うけど、それでも強く勧めたい。
昨晩の感想をツイート(ポスト)で済ませようと思ったのですが、正直無理な話でした。
文字が溢れるコンテンツ。そう思わせてくれるコンテンツが今から見れます。
これ以上は言いません。黙って見ましょう※Youtube配信待機
ファイナリスト10人の最終審査、一人のステージが終わると、拍手の後に毎回聞こえてくるんです。
「すっ…」という言葉ににならない声。
「すっ…(ごい)」今もあの言葉にならない声が脳から離れません。
『No No Girls THE FINAL』本当に凄かった!!!