駅の男性用トイレの汚れ方を貴女は知っていますか? | 今酔の肴

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異性になってみたい、異性の感覚を味わってみたい、来世に生まれ変わるなら異性になりたい。

この感覚は人間誰しも一度は味わったことのある感覚だと思うんだけど(当社比)、その瞬間を味わう事は一度たりとも出来ないんですよね。

どんな文章を見ても、どんな話を聞いても、どんな映像を見ても、決して味わえないからこそ味わいたくなる、それはきっと蜜の味。

 

極論を言いますよ、僕は極論を言います。

そういう感覚こそ、男女がお付き合いする原動力なんじゃないかって僕は思うんです。

 

たった二種類の人類(この表現の仕方はジェンダーレスな現代では差別になるかもしれません)

でも敢えてこの表現方法をとらせていただきます。だってそういう世界の素晴らしさを知らないのが自分だから。

 

味わえないからこそ知りたくなる。

それこそ男が女を知りたくなる原動力なんじゃないかって。

 

所詮男は下半身で動いている生き物です。

法律、世間体、パートナーとの信頼関係、そういう概念が世の中から無くなったら、きっと男という生き物は“雄”になり色々な女性と肉帯関係を結びたいと思うんです。

それはきっと終わりのない旅だと思うんです。

 

知らないを知りたい。

出会った事の無い素晴らしい物や人に思いを馳せるのは男性特有の考えなのかもしれません。

そういう原動力を性行為以外に向けた生き物こそオタクになるんじゃないかな?

 

今日はそういう話ではありません。

異性の知らない同性の話を知りたい。今日はそういう話なんです。

 

駅のトイレの汚れ方を知っていますか?

女性はきっと知らないと思います。

でも知りたくないと思います。

だから今日は心の引き出しに閉まっておきます。

 

女性が知りたい男性の話

女性が知りたくても知れない男性の話

 

これは比喩です。

でも感じ取ってください。オブラートに包みます。でも感じ取ってください。

 

HDDレコーダーの録画というのは放っておいたらどんどん溜まっていきます。

それを消費するのは個人の自由。

 

マメに容量を減らす人が居ます。休日に一気に減らすのが好きな人も居ます。好きな番組しか見ない人が居ます。知らない何かを発見するのが好きな人も居ます。

消費の仕方は千差万別です。

 

個人的な話をします。

HDDに色々な番組が沢山録画されている時は、見る番組の選択をします。

それは見る時の時間、その時の体調、気分、もしかしたら空腹も左右するかもしれません。

 

三大欲求とかそういう話です。

感じ取ってください。僕は今、三代欲求の一つについてかなり言及しています。

 

そこをさらけ出すのはかなり恥ずかしい事です。

自分の事についてさらけ出すなら、より一層恥ずかしいです。覚悟は決めました。

この↑一文で感じ取ってください。

酒を飲みます。素面じゃ無理です。僕は思います。僕は言います。

今日はそういう話です。

 

本題に戻りましょう。

HDDレコーダーの消費の仕方は千差万別です。

容量が沢山ある時には色々手を付けるって話は既にしたと思います

時系列順に消費する人、好きな番組から消費する人、そこは個性です。

 

僕は好きな番組から消費して行くタイプの人間です。

後の方になると溜まっていく番組は決まっていきます。

今回ゴールデンウィークから始まったHDDの消化作業で最後に残ったのは、連ドラ「やすらぎの刻〜道」でした。

HDDレコーダーの容量がどんどん増えていって最後の番組を消化して遂に100%になった瞬間。

 

男性ならわかると思います。

徐々に増えてく容量、見終わった番組を削除していく過程、色々遊んだ先に残るのは一つの作業です。

 

同じ番組を選択して、見る。見たら削除する。そしてまた同じ番組を見る。

HDDの容量はだんだん増えいきます。

一つ、また一つ。

終わりが遂に見えてくると、なんとも言えない高揚感に包まれて急ぎ始めます。

 

早く消費したい。早くあの景色を見てみたい。速く、速く。もっと速く。

全てを消費してHDDの容量が100%になった瞬間には・・・

 

中学校三年生の時に出会った美術の教育実習生の話をしましょう。

 

小学生の時から教師を馬鹿にしていた自分にとって、教師というのは基本的につまらない大人の代名詞でした。

だからきっと、あの教育実習生にとっても辛い過去でしか無いと思います。

中学生男子なんて下半身でしか物事を考えられないですからね。

その時は色々な方言、女性の秘部(方言)を彼女に言わせたりしていました。

ボボ(九州地方)・ブラジルとかそういうやつです。

酷い話ですね。

 

教師の事を馬鹿にするのが大好きだったし、職員室で「学校の勉強が将来役に立つ要素がない」とか大手を降って発言していたような中学生ですよ?

大人になった今ではわかります。“クソガキ”です。

 

でもそんなクソガキが、たった一人の教育実習生に感化された瞬間がありました。

 

それはある写生大会の事でした。わかりますか?

写生大会です。

もう一度言いますよ。写生大会です。

感じ取ってください。

 

「書きたいように書けばいい。観たままを書かなくたっていい。自分が表現したいように描けばいい」

 

田舎の中学生の自分には衝撃的な言葉でした。

そこできっと何か、きっと何かが少しだけ変わったような気がします。

「この色、この絵の具の使い方がいい」

彼女にとっては、なんて事のない一言だった筈です。

何かがちょっとだけわかったような気がしました。

インターネットが普及するちょっと前の話です。

 

部活をサボって後輩と焼き芋をしてた少年、ヤンキー女子の先輩と意味の無い会話を牛乳パックの前でしていた少年、東京に憧れて毎月東京に買い物に出かけていた少年(黒人の押し売りは敵)の心に、何かが生まれた瞬間でした。

 

この記事を書き始めてのがサザエさんが放送している時間。

今現在ではHDDの容量もだいぶ増えてきましたが、100%にするのはなんだか生々しくて止めました。

その絶頂を迎えたくはなかったのかな?

 

金麦、99.99、ジン、日本酒、ホッピー、ワイン。

自分の冷蔵庫の酒はほぼ無くなりました。

それでもこの記事を公開する事を躊躇しています。

 

もっと“自分”の部分を隠して記事を仕上げればよかったのに・・・

それでも公開が後悔に変わる前に、ひっそりと更新したいと思います。

誰かに見てほしいとかは無いけど、知らない誰かが楽しんでくれればいいと思います。

 

ここまで読んでくれてありがとうございました。。

共感してくれた方、ありがとうございます。

貴方とは美味しいお酒が飲めそうです。

 

 

前回の記事よりは割と魂削ったよ?

なんとなく今日がゴールデンウィークの終わりのような気分です。

 

この下書きをツイートするのを僕止めてしまったんです