皆さんこんにちは!発売以来大好評を頂いているドリフト専用フラッグシップモーターのⅮⅩ2シリーズ。
昨今ではコンペティションシーンにおいてブースト、ターボを比較的抑えめに使うことも増えてきていることから、よりナチュラルにパワーフィーリングを引き出せるモーターとして11.5Tが注目されつつあります。
使用率もかなり上がってきていますので、今回はモーターのメンテナンスについてご紹介したいとおもいます。
ブラシレスモーターはカテゴリー問わずメンテナンスが必須です。
特にドリフトにおいては高ターン数(13.5T以上)をハイブーストで使用する場合、温度管理を含めて破損リスクも考慮する必要があります。
モーターを長期間コンディションを維持するには冷却ファンの使用を前提として走行時間も控えめが推奨になります。
メンテナンスの際は、2㎜のレンチを使い分解していきます。
スクリューを3本外すとこのように3分割となります。
メンテナンスをする各主要部分をクリーナーで洗浄します。
写真のようにエンドベル側の各ベアリングを注油します。
大量に塗るのではなく、定期的に注油することが大切です。
使用するオイルは粘度が高めで耐圧、耐熱とも優れたオイル使うことを推奨します。
注油せず、ノーメンテで使い続けると写真のようにローターシャフトが削れ、ブレて最終的には破損に繋がります。
ここまでになると、ベアリングも破損します。
ローターのダンピングを抑制しているスプリングワッシャーが潰れていたり、カラーが磨耗してモーター内のクリアランスが大きくなってもダメージが大きくなるので長期的に使用したモーターはパーツの交換が必要な場合もあります。
トラブルを感じたまま使用すると最悪な場合、ESCも同時破損するというケースもあります。
使用方法誤ると短い使用期間でも破損する恐れもあるので、メンテナンスや熱に対して注意して使用することをお勧めします。









