ヨコモオフロードチャレンジカップin RCMANIAX ARENA | Yokomo Product Information

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皆さんこんにちは!寒い日々が続きますが、レーサーにオフシーズンはありません♪ということで、今シーズン初のビッグイベント、1/28(日)RCMANIAX ARENA様でヨコモカップを運営してきました。

 

 

通称マニアリと呼ばれる関西オフロードの聖地はコースの規模、レイアウト、ジャンプ、全てが楽しめる練りに練り込まれたサーキット。

 

ジャンプの種類も豊富で、着地を合わせ込めるテーブルトップ、立体交差ビッグジャンプなどがあり、奥にはバンク、階段など、自分が知る限り国内で最もレーシーに作られたインドアカーペットコースに感じました。

 

せっかくなので自分の走行レポートも交えたいとおもいます。

 

 

まずはつくばRCアリーナ仕様で走ってみます。タイヤは前後ともショルダーノーグルーでスタート。

 

とりあえず初見のコースですので、様子見で流していきます。

 

の、予定がメチャクチャ楽しいコースなのですぐに握り始めてしまいました♪ホント一度はオフローダーの方に走って欲しい!

 

 

グリップは土にカーペットを敷いていることからアンジュレーションはありますが、またそれがオフロードっぽくやってる感があります。

 

またジャンプの角度と対空時間が絶妙で非常に楽しいジャンプ。

 

ジャンプが気持ちいいというのはタイムに関係なく楽しめるので最高です♪コースを作られた方達の情熱と愛情を感じましたね。

 

 

操縦台も十分な高さで死角無し。各社バナーもガッツリ張られ雰囲気バッチリです!

 

家から1時間くらいにマニアリがあったら毎週居たい…いや居ますね、きっと。

 

 

この外周からの右コーナーからジャンプへのアプローチや手前テーブルトップの左コーナーは通常ショルダーグルーをしていた方がラクだとおもいます。

 

 

Fを強めに(STの外側が大きく切れる)形にすると圧倒的にハイサイド祭りになってしまうので今まで入れていた2㎜のスペーサーを抜いてアッカーマンをバラしたり、

 

 

Fに荷重が載ったときに外切れが減るようにバンプアウトにしたりと、なるべくショルダーグルーをしたくない方はこういう部分を変更するだけでも随分解消します。

 

 

ウイングはリップを大きめにカットした方がジャンプの伸びや姿勢が良かったです。

 

 

走行時間はつくばRCアリーナと同様、30分内で10分区切りされ、ビギナー時間もあるので初心者の方にも安心です。

 

またアリーナ仕様のままの場合でも地元の0.5~1秒落ちくらいで走行できるので大きく車の仕様変更もなく楽しめるとおもいます。

 

自分はタイヤもそのままで最高に楽しめました♪

 

 

ですが全日本、または地元の方達に戦いを挑むかたは、まずは基本的にハイサイド対策でショルダーグルーは必須かとおもいます。

 

セットもRの旋回を主としたトーを2°以下、ダンパーも1.9の2穴で#27.5など、Rをしっかりロールさせ、突っ張らないセットを施す方向が良いとおもいます。つまり曲がらないとタイムが出ません。

 

スタビライザーレスも試しましたが、R基本1㎜くらいが適度なバランスに感じます。F0.8~1㎜を曲がり方の好みで。

 

デフは2ギヤで10000番などがベースとなっているようでした。

 

JC系のFナローのタイヤの場合は、荷重が掛かった際の瞬間面圧も高くなりピーキーに感じやすくなるので、ダンパーセットで逃がしたり、ビキビキにならないようサーボ速度を落として対応するのもありです。

 

 

またアンジュレーション対策で、Rスキッドやキャスターを増やしたり、車高も15㎜~16㎜あたりが妥当。ボディもS2系も使われている方も多いことから、軽量で何種類か用意するのもいいかもしれません。

 

行く前にはある程度情報を集め、サーキットで行う作業を事前減らすことは練習時間の増加に繋がります。

 

そして一番重要なのが、マニアリスタッフ天堂さんの存在。ドライビングスキル、セッティング能力、人柄最高と困ってなくても現場でセッティングの相談はしたほうがいいかもしれません。

 

メーカー問わず快く教えてくれますよ♪

 

 

今回のヨコモカップは2WDストック17.5T/モディファイドクラス、4WDストック13.5T/モディファイドクラス、そしてヨコモRO1.0クラスの5クラス。

 

遠方は北海道からのエントリーもあり、大きな盛り上がり見せた大会となりました。

 

 

今年はJMRCAオフロードストック全日本選手権が行われることから、それらを意識されている選手も多く、かなり激しいハイレベルな戦いが見られました。

 

ストックは両クラス共に松田未来選手がTQ&WIN。モディファイドクラスも両クラス共に山崎翔矢がTQ&WINという結果に。ヨコモRO1.0クラスは激しくTOPが入れ替わり、大変盛り上り激戦を制したのは片岡靖雅選手となりました。

 

 

表彰台に大人の一撃をいれたピースケさん。走りもキレキレでした!

 

秋の全日本も大いに盛り上がることとおもいます。

 

今回レースで活躍された地元のエキスパート、チームヨコモ片岡選手のセッティングデータです。随所に参考になるポイントがありますので、遠征されるかたは参考にされていかがでしょうか?

 

 

こちらは北海道のドライバーチームヨコモ木村選手のモディファイド4wdのセッティングデータ。

 

 

ストックでは特に重要なESCのプログラムデータです。

 

 

マニアリは普段の練習では初心者タイムも設けられて、ビギナー方も気軽に走行しやすい環境が整えられていますので、是非チャレンジしてみてください。