【復刻】YZ-870c スーパードッグファイター | Yokomo Product Information

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皆さんこんにちは!そろそろ年末も近づいてきて今年一年のご褒美は?なんて考えてらっしゃる方もいるかもしれませんね♪

 

RCでも年末には色々な物が発売されますが、その中でも大注目はこのマシン

 

【復刻】YZ-870c スーパードッグファイター

 

 

 

アラフォー、アラフィフの胸にドストライクなこのマシン。1987年の世界選イギリスのラムゼイでデビュー。第一回2WD世界チャンピォン、ジェイ・ハルゼイの手で4位のリザルトに。

 

当時では圧倒的な低重心化に関東スポンジタイヤエリアの西山サーキットなどでは、オンロードのように走ると評されるほどに、革新的なマシンとしてレースシーンの中心となっていったクルマ。

 

プロトタイプでは大柄な箱ボディでしたが、市販型ではこのデザインに変更。カンナムボディを彷彿させる通称ちょんまげといわれたボディは、1990年のレースまで使用されました。

 

パッケージは当時を再現しマニアは感涙モノ。

 

 

それではヨコモ一のマニアを自称する自分が深堀したいとおもいます♪

 

まずはFから。当時のデザインはそのままに、ショックのみが新設計のダンパーとなり走行性能を向上させています。

 

ショックのカラーも当時のアルマイトカラー。メンテナンス性も現行ハイエンドタイプと変わりません。

 

 

R周り。ショックタワーも厚み、形状、ポジションも同一。今では無いEリング留めのサスピンが懐かしく感じます。

 

またビスはプラスネジ仕様から現行ボタンキャップに変更されています。Rスタビも標準装備。

 

 

前後共通のアルミナックルとRハブキャリア。現行ハイエンドの今に至るこの設計は今でも通じるオフロードのベースといえるもの。

 

タイロッド周りは現行より耐久性が高いかも?!

 

 

アッパーデッキレスでセンタープーリーでベルトのテンション調整はイージー。

 

当時はテンショナーの輪に振り分けバッテリーのコードを入れてベルトに干渉しないようになっていました。

 

この時代において、シャーシシェイプも既に洗練されていました。

 

 

ダイレクトタイプだった駆動系も現代のパワーソースにあわせてスリッパーに。現行SO2.0のパーツが流用できます。

 

スパー/ピニオンも全て現行品が使えるのでギヤ比も破損においても心配ありません。デフは前後ギヤデフ。

 

 

バッテリーはショートリポ仕様ですが、振り分けバッテリーで当時を再現もできます。

 

そうなるとESCはノバックかTEKIN、モーターはREEDYのブルードット、もしくはシンカモディファイを載せたいところ。

 

 

サーボの搭載方法は当時の泣き所だった両面テープ仕様ではなくキッチリとサーボマウントで固定。

 

当時を再現したい方はZC-203Aの両面テープを使い、耳を落として搭載してみましょう。

 

 

当時のステアリングシステムの最先端だった3分割タイロッド方式。センターがワイヤーですが一番ガタもなくシンプル。

 

乳白色のバルクヘッドキャップもいいですね。

 

 

アンダーカウルも勿論セットで。

 

1987年の世界選ではこのアンダーカウルをAメイン決勝にギリギリに間に合わせたにも関わらず、ドライバーに使用を拒まれてしまい、その結果ベルトに小石が絡みがでて優勝出来なかった…という逸話があるアンダーカウル。

 

 

スーパードッグの代名詞ともいえるピンクのホイル。のちにオプションで白もでていました。

 

大型スパイクは当時のコースコンディションが整っていない場所がほとんどだった為。この後にタイヤ戦争に続いていく序章のタイヤ。

 

 

如何だったでしょうか?社員も度肝を抜かれるオーダーを受けているスーパードッグ。

自分も楽しみで仕方ありません♪