今日、待ちに待った
「まちのおやこ」と「ロゴ」が商標登録されたことを証明する
商標登録証が届きました

 

商標というと、
独占的使用ができる権利などと言われますが、
私自身としては権利の主張をしたかった、というよりは、
このロゴと「まちのおやこ」という言葉に込めた思いが自分たち発だよ、
とちゃんと言えるためのお守り
という気持ちです。 

商標登録の手続きは、弁理士さんにお願いすることが一般的のようですが、
勉強も兼ねて、自分でやってみました

流れは、こんな感じ。
最初に商標登録をするかどうかの相談をしてから、
実際に登録され、登録証が交付されるまで約9か月でした。
順調にいった方だと思います。

 
 
相談したのは、東京都知的財産総合センター。
なんともありがたいことに無料です。 

ここで相談に乗って頂いたことがとっても役に立ち、
あとは自分でやれるかも、と思うことができました。

相談して私なりに感じた商標登録のポイントは2点

①登録範囲(何を登録するか)
ロゴだけ、「まちのおやこ」、「まちのおやこテーブル」、
「まちのおや」、「まちのこ」、考えられうるもの全部?!
・・・色々悩みました。

でも、登録した数だけ登録料がかかることに加えて、
商標登録をした以上、使用していないと取り消しをされるそうです。

つまり、決めるポイントは、確実に使用するかどうか
先順位をつけることが大事、ということを教わりました。
必要ならば、追加登録をすればよい、とのこと。
なるほど 

②商品・役務区分
商標は、自分の商品やサービスを他社のものと区別するために
使用するマーク、ということですが、
これは「特定の区分において」という前提がつくようです。

SONYは特定の区分で保護されている商標ですが、
登録されていない区分(実際そうかは未確認です)、
例えば靴でSONYという商標登録は、
SONYの登録区分に第25類(被服及び履物)が含まれていなければ、
商標登録が可能なのです。

というわけで、どの区分で登録するか、
ここが一番時間がかかったところです。

私の場合、どうしたかと言うと、類似比較しました。
まちのおやこテーブルが参考にしたい、
近いうちにこういう活動もしてみたい、と思っている団体や会社をリストアップし、
彼らが商標登録しているかどうか、
登録している場合どの区分で登録しているかをネットで調べ、
自分が登録する区分を決めました。

ちなみに、それなりに知名度がある団体や企業は
ちゃんと商標登録しているんだな、
ということが分かり、頑張ろうと思えました。

すでに登録されている商標はすべて、
J-PiatPat(特許情報プラットフォーム)というサイトで無料で検索できます。
少し使い方が分かりにくいのですが、
そこを無料相談でアドバイスいただけたのでバッチリでした。

区分さえ決めれば、書類としてはA4書類たった1枚
この簡素さが自分でやる決め手の一つとなりました。
会社勤めしながらの二束のわらじなので、
時間はお金で解決しようという考えはかなりあるのですが、
今回は、記載見本もあるので、書く手間自体はほとんどありません。

専門家の弁理士さんにお任せすれば、
●出願が却下されるかどうかを事前にかなりの確度で把握できる、
●登録される確度が高い範囲や区分のアドバイスがもらえる、
●却下された場合にプロとして対応してもらえる、
といったメリットがあると思います。

それには十数万円の費用がかかります。
私は前にも書いたように、
プロの仕事にたいしてきちんとお金を払うことは
とても大事だと思っていますが、
無料で十分なアドバイスがもらえたこと、
あとは自分の判断で対応できそうだと思えたため、
自分で出願してみました。

勉強になって、良い経験でした。 











 

私は会社勤めとまちのおやこテーブルの活動の二足のわらじをはくワーママです。

いい事ばかりでは決してありませんが、
二足のわらじの醍醐味の一つ。
それは、会社勤めだから出会える人がいて、
まちのおやこテーブルの活動をしているから出会える人もいて、
それぞれの出会いが、
活動と仕事に活きる事
です。
昨日は、それが実現した嬉しい日になりました

仕事で、木更津市で子育て中のママを応援するプロジェクトの裏方をしています。
昨日からママ向けに自分らしい働き方を考える連続ワークショップが始まりました。

講師は竹内 千寿恵さん
NPO法人マイスタイルの代表をされています。
暮らすまちで仕事をつくるをテーマに、
たくさんのお仕事をされています。
竹内さんとは、まちのおやこテーブルを妄想していた頃に出会いました。
フワフワな思いを地に足のついた、
でもワクワクするプランに練り上げていくことができたのは、
竹内さんのたくさんの力強い言葉があったから。

子育てと介護のダブルケアをしながら、
それを原動力になんと起業までされた、
想像もつかない経験をお持ちの大先輩ママです。
経験に裏打ちされた言葉にはものすごい説得力があります。

いつか竹内さんとお仕事がしたい
と思っていました。

それで、今回の仕事が私に来たとき、
ワークショップに参加するママたちにも
ぜひ竹内さんの勇気づけを体感してもらいたい、と思い
竹内さんの起用をプロジェクトメンバーとお客様に提案して実現しました。

そして、今回、仕事で実現したもう一人の先輩ママの起用。
株式会社マザーズの代表、二宮可子(よりこ)さんです。 

今回のお仕事では、子育て中のママがセミナーやワークショップに参加しやすいよう、
「託児付き」を提案しました。
それも、担ってくださる誰かがいないと成り立たないもの。

幸い木更津市には、「こあらの会」という、
子育てを終えたママや子育て中のママが保育ボランティアをして、
公民館などのイベントを支えていらっしゃる皆さんがいて、
今回のワークショップにも協力してくださることになりました。
ありがたい

困ったのは、ボランティアでは対応していない
0歳児、1歳児の託児。

そこでひらめいたのが、「イベント託児」をされている
マザーズでした。

厚労白書によると、子育ての不安や悩みの第2位は自分の時間が持てないこと
おそらく、お子さんが小さいと第1位ではないでしょうか。
 
 

代表の二宮さんは、なんと30年近くも前に、
ママにも自分を解放する時間がほしい、
というご自身の思いをベースに、
観劇やコンサート、様々なアートを安心して楽しめるよう、
イベント会場で保育を提供するイベント託児を立ち上げた方です。

マザーズや二宮さんのことはメディアで知っていただけ。
二宮さんと会ってみたい、お仕事がしてみたい、
と思っていました。

サービスコストが主催者側にかかりますので、
まちのおやこテーブルの規模と収支ではとてもお仕事を依頼することは
叶いません。
それが、今回の事態。
会社のお仕事の中で出会えばいいじゃないか
仕事をしていたおかげで思いが叶いました

私は価値ある仕事に対して、きちんとお金が払われる事が大事だと思っています。
でも、今のまちのおやこテーブルの活動規模では、
資金的に竹内さんや二宮さんにとてもお支払いできない。
でも、会社の仕事であれば、それなりの予算が組める。

お金が出るから会社を利用する、というつもりではありません。
会社の仕事において、高い価値を提供できる、
と思うからこその提案です。

会社は同じお金を出すなら、価値ある良い仕事ができれば嬉しい、
お客様は、価値ある成果を出してくれたら嬉しい、
参加するママは、もちろん嬉しい、
お願いする竹内さんや二宮さんもボランティアではなく、きちんとお仕事として
お願いするから存分に価値を発揮していただける、
私は、価値ある仕事ができて、そのために個人的な思いも実現できてなお嬉しい


誰かの嬉しいのために、誰かを利用するのではなく、
関係する人みんながそれぞれ嬉しい、
を実現したい
と思っています。
それができると思う限り、私は二束のわらじを履き続けると思います。
私はこんな風に、まちのおやこテーブルの活動を通じて出会った
すごいスキルを持っていたり、サービスを提供できる方と、
プロジェクトベースで仕事をすることで、
社会に価値を生むことをどんどんやって行きたいと思っています。
今日は記念すべき第1号でした。
まちのおやこテーブルを始めて、
もっとも予想外だったこと。
それは、子どもの実力の凄さ

まちのおやこテーブルでは、
子どもは大人が用意したプログラムに参加する、
用意された環境で遊ぶ、
だけの存在ではありません。

子どもも場づくりの仲間として活躍しています。

まちのおやこテーブルに参加する子どもは、
保育園に通うママ同士の会話からスタートしたこともあり、
未就学児(0歳~6歳)がほとんどです。

でも、まちのおやこテーブルで子どもたちは、
●会場準備(看板設置、貼り紙を貼る など)
●受付(名前の確認、名前シールを渡す など)
●貼り紙を書く (トイレはこちら など)
●お皿、カトラリーを並べる
●お片付けをする
●ゴミ集めをする

などなど、強力な助っ人です

貼り紙は子どもが書いてくれた方がむしろ味が出て、
なんだかいいんです
どうでしょう
 

片付けなさい!やりなさい!という訳でもなく、
やれる子は「いい子」「すごい!」と褒めるわけでもありません。

私がまちのおやこテーブルで学んだこと、
それは、子どもにはやりたい気持ちがあるということ

まちのおやこテーブルの呼びかけ人に加わってくださっている
深津高子さんから教わったことです。
(国際モンテッソーリ協会(AMI)公認教師、同協会元理事)

モンテッソーリ教育は、
深津さんの発言から、たくさんの子育てのヒントが得られると
私なりに感じていますが、
私が最も印象的だったのは、

子どもは空っぽのバケツではなく、
ぎっしり詰まっている球根。
何色に咲くかきちんとプログラムされていて、
芽を出すのに適切な時期に
適切な環境を用意することが大切


という言葉でした。

子どもを必要以上に赤ちゃん扱いしない
と私なりに理解しています。

やればできることを、「すごい」と褒めるのは、
子どもに失礼よ。
これも、出会った頃の深津さんに言われて
ショックだった言葉です。

子どもの発達に合わせて、やりたい!の気もちに沿いながら、
使う道具や声かけを少し工夫するだけで、
子どもたちはビックリするくらいたくさんのことをやれることを、
私たちは毎度、毎度、学ばされています。

例えば、工夫の一つは
お料理をする工程を年齢に合わせて細かく分ける。

 

お片付けしやすいように、おもちゃの設置場所を決めておく。
 
  


「パズル1つでも、戻す場所が最初から明確だと、
小さな子どもたちの「片付けたくなる」気持ちは刺激されます。」

「また玩具の量を出し過ぎないことも、子どもたちが自分で元に
戻せる環境づくりのポイントです。」
と深津さん。

深津さんの説明は、
まちのおやこテーブルがつくりたい「キッズスペース」とは?
(ページ後半です)を読んでみてください。


深津さんは、決してモンテッソーリ教育を教えるために
加わってくださっているのではありません。
「まちのおやこテーブル」でさりげなく、
そのエッセンスを教えてくださいます。
そして、家で直ぐに活用できる子育てのヒントがいっぱいのところが、
すごいところだと思います。

私にもその時が訪れました。

残業もあるフルタイムの仕事をしている私にとって、
子ども達が起きてくる前の早朝は貴重な自分の時間

ところが、夏に2歳の息子がものすごい早起きになってしまったのです。
5時どころか4時のことも 

寝かせようにも、「起きる!」
ママちゃんお仕事だからと言っても、「遊ばー」。

ヤバい! ムカムカ
いろんな気持ちが渦巻きました。

その時、思い出したのが、
その子のしたがることを邪魔しない
という深津高子さんの言葉。

試しに、「朝ごはん手伝う?」と持ちかけてみたところ、大成功。

ゆっくり見本を見せ、
子どもが使いやすいように大き目のカトラリーを渡したところ、
量はどっさり、カタチはまちまちですが、
●ジュース(粉)をコップに注ぐ、水と混ぜる
●ヨーグルトを皿に入れる、
●バナナを切る、
●トースターにパンを入れる
をやれるようになりました。

そう言えば、男の子ですがおままごとが大好きでした。
子どもも達成感に鼻高です。

私も、仕事はできなくても家事が進めば
心は穏やかになれます。
子どもの成長が見れたのも嬉しい限り。

いつも上手く行くわけではありませんが、

どうしても親のペースで進まなくイライラしがちな子育てで、
子どもの邪魔をせず、子どもが喜び、親も嬉しい
やり方を見つけられると、
やったー!という気持ちになります。

まちのおやこテーブルでは、
大人も楽しいと同じくらい、
子どもも楽しい、を大切にしています。

その思いを具体的に実践するやり方を、
深津高子さんや地域の保育士さんに
さりげなく教えてもらっています。

まちのおやこテーブルでの
子どもと大人の関わり方が、当たり前になれば、
邪魔者でもなく、迷惑でもなく、かといって御子様でもなく、
暮らしに子どもがいることが、
誰にとっても当たり前の社会になるのではないか、
そういう社会にしたいと思っています。