これはさ、早期の実現と導入。
再生医療など先進的な医療を治療現場に導入しやすくするため、政府の行政刷新会議分科会は7日、新しい仕組みづくりを盛り込んだ報告書をまとめた。報告書は新たな担当相が了承すれば、6月中にも閣議決定される見通し。厚生労働省は、専門家による審査で、安全性や有効性が認められた治療法に限り、「先進医療」として現場への導入を認めてきた。しかし、審査時間がかかるため、進歩の早い先進医療に対応するには、柔軟さや迅速さに欠け、「見直しが必要だ」などの意見が専門家から出ていた。報告書などでは、審査を簡略化する代わりに、実施は高度な医療ができる大学病院など、一定の要件を満たす施設に限定。審査も、新たに厚労省が審査機関を設け、現行より審査の頻度を増やすなどするとした。具体的な仕組みは今年度中に検討するという。現行では、健康保険が使える保険診療と、保険が使えない診療の併用(混合診療)は原則として禁じられている。このため、保険ではまだ認められていない先進的な医療を受ける場合、保険で本来は認められる治療も患者の自己負担になる。厚労省は例外的に認める「先進医療」制度をつくり、一部を認めてきた
負担が大きすぎるよ、今の先進医療は。
最近は、癌での死亡が増えたけど別問題だわな。
九州大学病院・別府先進医療センター(大分県別府市)に食道がんの治療で入院していた70代男性に抗がん剤が過剰投与された医療事故で、同センターは8日、意識不明の重体だった男性が同日死亡したと発表した。同センターは異状死として大分県警別府署に届けた。同署によると、解剖の結果、死因は多臓器不全とわかった。同署は業務上過失致死の疑いもあるとみて調べている。同センターによると、男性は県外在住で4月中旬から入院。40代の男性医師が治療を担当し、同月下旬に2種類の抗がん剤を点滴で投与する治療をした。その際に、いずれも低い濃度で与えるべき抗がん剤を、誤って1.5倍と2.8倍の濃度で与えていた。男性は5月14日に腎障害やけいれん発作を伴う意識障害と多臓器不全を併発し、意識不明の重体となっていたが、8日に容体が悪化し、死亡が確認された。
患者の病名を診るんでなく患者を診てくれる医師にかからないと。
名医がいる病院は繁盛するわけだよな。