本当に、おかしいですね。
この様な行進をする前に早期受診を勧めるべきですが。
健診を受ければ良いだけですよね。
膵臓(すいぞう)がんのことをもっと知ってもらおうと、この病気で妹を失った男性(62)らのグループが29日、市民と一丸になって宮城県仙台市内を練り歩く啓発イベントを行う。
膵臓がんは自覚症状に乏しく、見つかった時は進行していることが多い。男性は、妹が末期になるまで気付けなかった無念さから「診断されてからでは手遅れで、決して他人事とはいえない病気。体を気遣うきっかけにしてほしい」と参加を呼びかけている。
このイベント「パープルリボンウオーク」を企画したのは、患者支援のNPO法人「パンキャンジャパン」(東京都)。事務局長の千葉県袖ヶ浦市、真島喜幸さん(62)は4年前、妹の今野喜美子(きみこ)さん(当時49歳)を膵臓がんで亡くした。
喜美子さんは2004年夏、微熱が続いたことから、都内の病院を受診したが見落とされ、2か所目でがんと診断された。だが、すでに転移していて切除手術はできず、2年間の闘病の末、亡くなった。
膵臓がんは、5年生存率が5%と、がんのなかで最も低く、抗がん剤も2種類しかない。膵臓は、胃の後ろ側にある長さ15センチほどの臓器だが、会社の健康診断などで行われるエコー検査では、発見されないケースがほとんどだという。喜美子さんのように、診断がついた時点で患者の8割は手遅れとなっており、毎年2万6000人が命を落としている。
真島さんは06年6月、がんの早期発見を呼びかけようと、遺族らと法人をたちあげた。現在、メンバーは約250人に増え、患者や家族の勉強会や、紫色のリボンを胸元に付けて撲滅を呼びかける「パープルリボンキャンペーン」として、各地でシンポジウムを開いてきた。29日のウオークは初めての試みとなる。
すでに、患者や医師ら約200人の参加が決まっているが、今からでも参加は可能。当日は、青葉区の錦町公園市民広場を午前9時半にスタートし、2キロと5キロの2コースに分かれて歩く。
午後1時からは最前線の治療などを紹介する講演会も予定されている。問い合わせは、ウオークが(電)03・3221・1421、講演会が(電)03・5840・6072へ。
どう思いますか?
「開業医が増えたとの話ですが、私は開業医にかかるのが不安です。大学病院や大病院勤務のお医者さんは最新の医学の知識や技術を勉強できるのに、開業の先生はその機会が少ないか、まったくないのではないでしょうか。その結果、患者は病気を見逃されたり、最新医療を受けるチャンスを逃してしまうように思えてなりません」
とても厳しい意見ですね。でも「開業医を信用できない」という声が広くあることは事実ですし、残念なことに、指摘はかなり当たっていると思います。
日本の医療は「病診連携」、つまり、病院と診療所(開業医)の協力体制が前提になっていますが、現実にはきわめてお粗末です。病院と開業医が患者を取り合っています。
米国では開業医は病院に登録されており、病院の外来部門の役割も果たしています。入院が必要な患者は病院に入れ、勤務医と一緒に患者を診ます。開業医ができない手術や検査など、高度な医療を受け持つのが病院です。
また、病院や大学は常に登録の開業医や地域の医師を相手に、さまざまな最新技術の研修を実施しています。連携している相手が知識を深め、技術を高めてくれないと病院が困るからです。
日本の保険制度は実に無責任で、医療内容や質は医師任せです。開業したら自分がトップですから好き勝手ができます。面倒な勉強はやめてゴルフと遊びだけで長く開業医生活を続けてきた医師が、時代遅れの診療をするのは当然です。
しかし、勉強熱心で幅広い知識を持つ開業医は、しょっちゅう担当医が替わる大病院よりもずっと頼りになります。患者はそうした5人に1人、10人に1人の医師を見抜く目を持たねばなりません。
たとえば、人間的な医療の実践を目標に掲げて生涯学習を積み重ねている「実地医家のための会」の会員医師、出身地から遠く離れた地域の中核病院に勤務して地域医療に尽くしている医師、新聞や雑誌の医学記事について質問すると、嫌な顔をせずに話に乗ってくる医師などがそうです。
私は係り付けの医師が一番ですがJ病院の医師も信じています。
看護師も作動時は丁寧な対応でしたから。