らしさ | ライフ@さいはら

らしさ

最近の野菜は野菜らしくないんだとか


大きな畑で機械を使って大量生産しているから味が薄くて成分においても「野菜だから栄養がある」なんて思っちゃいけないらしい。
で、ふとそんなとき思った



野菜らしくない野菜



が増えたと同時に



人間らしくない人間も増えたんじゃないかって



味のある人が減っている


少しずつ人も均一化している


似たようなファッション、髪型、経歴、職業。その中で繰り広げられる人間関係で自分の感情を押し殺す。


そして一様に「私らしさ」を望む







子供っぽい子供をみるとほっとする


私も人のこと全然言えないけど、学生らしい学生は珍しい


じーさんばーさんになったってバリバリ元気に働いている 働かなければならないから働いてる人も多い


政治家らしい政治家や


先生らしい先生も




うーんあんまり考えたくないな


ちなみにこないだ中学二年の妹の成績表を見たら、担任の先生からの欄に全員に同じこと書いてんじゃないの? というくらい当たり障りのない適当な言葉が書いてあったな。笑


でも私は小学生のころから素敵な先生にあたることが多かったから、諦めるのはまだ早い。



野菜らしい野菜は高い値段で売れるらしい。


じゃあ人間らしい人間も価値があるってことじゃないかな。



能力だけの均一な価値じゃなく、人間くさい部分で、市場にでたいもんだ。


だから、きっとゆーうつなんだ。



だから、トランプをひっくり返したいんだな。



やっぱりもっと焦ろう。焦って突っ走って空回りしたって、人間くさいほうの選択を私は選びたいと思う。